今日の給食【2月15日 火曜日 冬も元気に牛乳を飲もう!】
今日の給食【2月15日】
主食:ご飯 主菜:だし巻き卵 副菜:キャベツとたくあんのごま和え 汁物:野菜雑煮
今日のもぐもぐさん
三木市の教育委員会から発行されている今月の『給食だより』でもお伝えしたのですが、寒くなると牛乳を残す子が増えてきます。
人は、概ね20歳までに最大骨量(生涯で一番多い骨量のこと)が決まり、50歳を超えると誰しも骨量は減っていきます。なので、思春期前に十分カルシウムを摂って最大骨量を増やしておくと、閉経または加齢によって骨量が減少しても、カルシウムを摂ってこなかった人に比べて骨折のリスクを抑えることができます。
しかし、日本人のカルシウムの摂取量は残念ながらほとんどの年代で足りていません。比較的6歳~11歳までの充足率が高いのですが、それは毎日給食で牛乳(200ml)を飲んでいるからと考えられています。つまり、給食で牛乳を残してしまうと必要なカルシウム量が摂れていない可能性が高いのです。
コップ1杯で1日に必要なカルシウムのおよそ3分の1が摂れる牛乳は重要なカルシウム源です。また、カルシウムは吸収率が非常に低い栄養素なのですが、牛乳のカルシウム吸収率は約40%と他の食品よりも高いことが分かっています。
もちろん牛乳さえ飲んでいればいいわけではありませんし、牛乳アレルギーや牛乳不耐症など、牛乳を飲みたくても飲めない人もいます。乳製品・小魚・海藻・小松菜など色々な食材からカルシウムを摂ることを意識してください。今日の野菜雑煮にも小松菜が入っていましたが、小松菜はアクが少ないので澄まし汁に入れても味の邪魔をしません。今が旬で美味しい時期ですので、スープやシチュー、炒め物、煮物など、ぜひ色々な料理に使ってください。
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