今日の給食【7月14日】

主食:コッペパン 主菜:サーモンのハーブ焼き 汁物:ポトフ その他:アーモンド入り小魚 牛乳

 警報で給食が中止になった日に出す予定だったアーモンド入り小魚を今日出しました。

7月14日の給食

今日のもぐもぐさん

 『食で世界と繋がろう!』3日目のテーマはフランスです。

 フランスと言えば、高級なフランス料理がまず頭に浮かびますが、もちろんフランス人が毎日フランス料理のフルコースを食べているわけではありません。

 『ポトフ』は、フランスの代表的な家庭料理で、『火にかけた鍋』という意味です。その名の通り、野菜やお肉をスープでコトコト煮込んだ料理です。

 フランスは国土が日本の1.5倍あり、平地も多いため、ヨーロッパ最大の農業大国です。

 日本との農産物の輸出入を見て見ると2019年は、

 日本→フランスは、1位アルコール飲料 2位醤油 3位緑茶 

 フランス→日本 1位アルコール飲料 2位ペットフード 3位鉱水・炭酸飲料です。

 金額でいうと、フランス→日本が、日本→フランスのおよそ2倍になります。

 フランスからワインの輸入が多いのは納得ですが、日本からフランスに醤油や緑茶などが輸出されているのは意外かもしれません。

 これまでもフランスでは漫画など日本のポップカルチャーが人気でしたが、近年ではEU各国でヘルシー志向が高まり、日本食レストランの人気が高まっています。それに伴い、緑茶や醤油の輸出が伸びています。

 現在コロナの影響で、海外でも日本食レストランが営業停止を余儀なくされているため、緑茶と醤油の輸出は苦戦しているようですが、今後は、巣ごもり需要に応じたおにぎりや海苔巻きなどに使う、米の輸出が伸びていくことが期待されています。

 また、和牛・果物・卵・豚肉なども、日本の『美味しくて安全』というブランド力を生かしてフランスのみならず、世界中へ輸出を増やしています。

 日本と外国との農産物の輸出入を見ると、その国と日本との関係や、日本の強みと弱みが見えて面白いですよ♪