今日の給食【7月1日】

主食:鍛冶屋風カレー(麦ごはん) 副菜:おかひじきのサラダ 牛乳

7月1日の給食

今日のもぐもぐさん

 三木市には、昔から鍛冶(かじ)職人さんが夏バテ予防のために食べたといわれている「鍛冶屋鍋(かじやなべ)」という郷土料理があります。
 タコとなすがメイン具材となったすき焼きのことで、三木市にある道の駅では、その「鍛冶屋鍋」をヒントに開発された「鍛冶屋グルメ」を食べることができます。
「鍛冶屋グルメ」の主な特徴としては、具材にタコとなすを使用していること、器に「鍛冶屋鉄鍋」といわれる鉄鍋を使っていることです。

 昔から三木市に住んでいらっしゃる先生によると、「昔おばあちゃんがよく作ってくれたわ~。タコはね、生から煮るねん。ものすごいアクが出るからそれを丁寧に取ることが大事やねん。仕上がりはなすの色で真っ黒になって、めっちゃ甘いねんけど、美味しかったな~。」と懐かしそうにおしゃっていました。

 タコは疲労回復に効果的ですし、なすは体を冷やす働きがあるので、夏にぴったりの食べ物です。カレーという大胆なアレンジはしていますが、今も引き継がれている昔からの知恵を知り、郷土への誇りを持ってくれたらと思います。

おかひじき

 丘ひじきです。ひじきと名前に付いていますが、ひじきとは関係ありません。ひじきとよく似た(ひじきも海で生えている時は緑色をしています)野菜ということで丘ひじきという名前です。ミネラルやビタミンが豊富で、しかも虫に食べられにくいらしく、あまり農薬を使わなくても育てられるので、子どもたちにオススメの野菜です。昔は丘ひじきを出すと『何これ、草入ってる!』と泣く子までいた時代もありましたが、最近では認知度が上がってきたのか、ほとんどの子が抵抗なく食べてくれるようになりました!