今日の給食【4月27日】

主食:筍ご飯 汁物:のっぺい汁 デザート:かしわもち 牛乳

4月27日の給食 かしわもち

今日のもぐもぐさん

 今日は、旬の筍を使った筍ご飯が給食に登場しました。今の時期以外の筍はレトルトですが、旬の今だけは、生の筍を使うことができます。やはり歯ごたえが全然違います。生の筍はえぐみがあるので苦手な子が多いかな?と思いましたが、細く切っていたからか、よく食べてくれていました。

 また、今日は少し早めの子どもの日献立ということで、柏餅を出しました。「かしわもちって何?」という1年生のために「子どもの日に食べるもので、柏という木の葉っぱで包んだお餅ですよ。」という説明をしました。低学年には難しいので話しませんが、どうして柏の葉っぱを使うかと言うと、柏の葉は、若い葉っぱが出てきてから古い葉っぱが落ちるので、葉が無くならない=子孫繁栄の縁起物として使われています。

 1年生に「今日の柏餅は白いね。ピンクのもあるよね?」と聞かれ、その時は【今の時代ピンクもあるのか・・・。】と思い、「白とか緑が多いかな。」と答えましたが、今思えば桜餅と勘違いしていたのかもしれません。明日確認してみようと思います。ちなみに桜餅の葉っぱは食べられますが、柏餅の葉っぱは食べられません。今日の給食の柏餅の葉っぱは偽物なのでそもそも食べられませんでしたが、以前本物の柏の葉で包んだ柏餅を給食に出したら、結構な人数の子どもたちが葉っぱごと食べようとしていたので注意が必要です。

 5年生には「こしあんと粒あんって何が違うの?」と聞かれました。なるほど。『粒』は分かっても『こし』は漢字に変換しにくいようです。『こし』は『濾し』です。粒あんは茹でた小豆に砂糖を加えて炊いた『あんこ』ですが、こしあんは茹でた小豆をつぶして、水を加えて濾(こ)して、再び水だけを捨ててから砂糖を加えて炊いた『あんこ』です。簡単に言うと粒あんの皮だけを取り除いたものです。皮の食感が苦手な子が多いので、子どもにはこしあんの方が人気です。今日の柏餅も物資調達委員会のときに、こしあんを使った柏餅を選びました。それでもあんこが苦手な子には、『ちまき』という手もあるので、ゴールデンウィークは家族で子どもの日をお祝いしてほしいと思います。

クラスの様子

 今日も子どもたちの笑顔が見れて幸せです。