今日の給食【4月23日】

主食:コッペパン 主菜:鶏とレバーのアーモンド和え 汁物:レタススープ 牛乳

4月23日の給食

今日のもぐもぐさん

 6年生が理科で消化と吸収について学習しています。消化は食べ物を吸収できるまで小さくすることで、吸収とは、食べ物や水分を小腸や大腸から体に取り入れることです。

 消化は口に中から始まっています。よく噛んで、よく唾液を出すことで、次の消化場所である胃の負担を減らしましょう。

 食べ物を吸収する小腸は、伸ばしてみると9mにもなります。これは、食べ物の栄養を逃すことなく吸収するためです。

 理科の時間では、丸めた軍手を栄養に見立てて、柔毛(小腸の栄養を吸収するところ)役の児童が頑張って軍手をキャッチしようとしていました。

6年生理科 6年生理科

 小腸が長い方が、吸収できる確率が上がるね!

 さて、無事に吸収された栄養はどこに行くのでしょうか?直接腸から脳や心臓や手や足に行くわけではありません。いったん、肝臓に貯められます。そして肝臓から各器官に送られるのです。だからレバーはどこよりも栄養があるのです。

 小学校高学年から高校生くらいまでの成長期の子どもたちは、筋肉の増加や血量の増加により鉄分が不足しやすくなります。いわゆる貧血です。

 貧血は立ちくらみがする、くらいにしか思われていませんが、血液は全身に酸素や栄養素を運ぶ大切なものです。鉄分が不足すれば全身に栄養が行き渡らなくなって、疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、肌や髪の毛がカサカサになることがあります。

 貧血のサインとして、アッカンベーをしたとき、下まぶたの色が白い・爪の中央がへこんで端の方が反り返っている・氷を無性に食べたくなる・舌が赤くなって痛くなる、などが挙げられます。正直ここまできたら病院に行って薬を処方してもらった方が良いかもしれません。

 そうなる前に、鉄分が多く含まれるレバーや魚、肉、海藻、豆類、貝類、そして鉄分の吸収を助ける野菜や果物を毎日食べるようにしましょう。

クラスの様子

 レバー食べられたよ!イェーイ!!

クラスの様子

 「レバー苦手やけど、給食のレバーは美味しいから食べられるの♪」