今日の給食【4月22日】

主食:ポークカレー(麦ごはん) 副菜:アスパラガスのマリネ 牛乳

4月22日の給食

今日のもぐもぐさん

 今日は春が旬のアスパラガスが給食に出ました。

 アスパラガスは穂先と根本で硬さが違うので、調理員さんに切ったアスパラガスを穂先だけ別にしておいてもらって、茹でるときに最後に入れてもらいました。お家でも、穂先と根本を時間差で加熱した方が美味しく仕上がると思います。

 アスパラガスはどこを食べていると思いますか?

 まっすぐ伸びているメインの部分は茎です。茎にくっついている三角の部分は葉っぱです。

 4年生でそんなお話をしていると、「アスパラの葉っぱは、いつ葉っぱになるの?」と聞かれました。子どもたちにとって葉っぱとは横に広がってるものなので、いつそうなるのか、という疑問でした。

 まだ、光合成について勉強していない4年生には難しいのですが、葉っぱが広がっているのは、より多くの太陽を浴びて、光合成をするためです。しかし、アスパラガスの葉っぱは光合成をしません。茎の部分がその役割を担っています。では、アスパラガスの葉っぱは何をしているのかというと、茎を守っています。三角の葉っぱを外してみると、小さい茎の赤ちゃんを見ることができます。アスパラガスの上の穂先も葉っぱと小さい茎が集まったものです。収穫せずにいると、中心の茎はどんどん伸びて(時には日に5cmも伸びます)、2メートル以上になり、葉っぱに守られていた茎もどんどん成長して枝のようになります。

アスパラガス アスパラガス

 写真では見えづらくて残念です。是非お家でめくってみてください。

 それだけ生命力の強いアスパラガスは、収穫後も成長しようとします。収穫後に横にして置いておくと、どんどん上に伸びようとして曲がっていきます。しかし、それはアスパラガスにとってストレスのかかることなので、美味しくなくなります。

 と、いうお話をしていると、「大きくなったら食べられへんの?」「買うときまっすぐなアスパラを選んだらいいってこと?」「買ってきた後は立てといたらいいの?」「お店で横に置いてあるの見たことあるけど、あれ、あかんってことやんな?」と、4年生の疑問が止まりません!

 そうです。アスパラは、大きくなりすぎる硬くなるので、程よい大きさの、真っすぐなものを選びましょう。そして、乾燥しないようにビニール袋に入れて、立てて保存しましょう。

 最後に女の子がポツリと「アスパラって面白いな。」

アスパラガス

 そうなんです。植物は知れば知るほど面白いのです♪不思議に思ったことは自分でもどんどん調べてみましょう!