今日の給食【6月22日】

主食:ご飯 主菜:大豆と野菜の炒め煮 副菜:千切りイリチー 牛乳

6月22日の給食

今日のもぐもぐさん

 子どもたちに『ジュースの場合、炭水化物=砂糖の量だよ』という話をしたら、「炭水化物ってご飯でしょ?」と言われたので追加で話をしました。

 炭水化物=食物繊維+糖質

 で表せます。野菜のイメージがある食物繊維と、穀類のイメージがある糖質が、同じグループに入っているのは不思議な感じですが、そうなのです。糖質は消化されたのち体内に吸収され、エネルギーに変わります、食物繊維は、エネルギーにならず、身体から排出される、という違いがあります。エネルギーにならない食物繊維ですが、余分な糖質や脂質の吸収を妨げてくれたり、便の量を増やして排便を促してくれるなど、私たちの体にとても大切な働きをしてくれます。

 清涼飲料水やジュース、スポーツドリンクには食物繊維が含まれていないので、ジュースの炭水化物はほとんどが砂糖由来だと言えるのです。

 また、細かいことを言うと、糖質とは

 単糖類(ぶどう糖や果物の果糖など、糖の最小単位)

+少糖類(砂糖や牛乳の乳糖など糖が2~9個結びついた糖類)

+多糖類(でんぷんやグリコーゲンなど、糖が10以上結びついた糖類)

 で表せます。

 

 果物は体に良いからいくらでも食べても良いと思っている人もいますが、果物に含まれる果糖も糖の仲間です。果物には食物繊維が含まれているので、砂糖ほどは急激に血糖値は上がりませんが、やはり食べすぎると肥満の元になってしまいます。果物は糖を脂肪に変えやすい夜ではなく、朝に食べることをお勧めします。

 子どもから「牛乳にも炭水化物入ってる!砂糖入ってんの?」と聞かれましたが、それは少糖類の乳糖由来なのでご安心を。