今日の給食【11月2日】

主食:ご飯の 主菜:百日どりの照り焼き 副菜:もやしのソテー スープ:レタススープ デザート:アセロラゼリー 牛乳

11月2日の給食

今日のもぐもぐさん

 これまで幾度となく給食にいただいてきた、コロナによって消費が減ってしまった美味しい兵庫県の食べ物たち。例えば神戸牛やハモ、生海苔に、焼きのり、明石鯛、どれも本当に美味しくて、子どもたちはきっと『兵庫県にはめっちゃ美味しいものがいっぱいある!』と、自分の故郷に誇りを持てると思います。

 今回は『百日どり』です。

百日どり ひゃくにち

 醤油・酒・みりんに漬け込んで、オーブンで焼きました。

 百日どりの故郷は多可町です。多可町では昔から養鶏所がたくさんあったそうですが、大量生産・大量消費の時代になって採算が取れず、廃業していく農家さんがたくさんあったそうです。そこで、一般的なブロイラー(短時間で急速に成長する食肉用の鶏の品種の総称)との差別化を図るために、試行錯誤を重ねてブランド鶏である『百日どり』を開発しました。

 売られている鶏は、大きく分けて『ブロイラー(一般的な若鳥)』『ブランド鶏(銘柄鶏)』『地鶏』の3種類があります。

『ブロイラー』・・・一般的な若鳥

飼育日数→50日前後・平均体重→3キロ前後・飼育密度→15~20羽/平方メートル

『ブランド鶏』・・・エサや飼育期間で、ブロイラーと味の差別化をしたもの。種類に規定なし

飼育日数→規定なし・平均体重→規定なし・飼育密度→規定なし

『百日どり(ブランド鶏)』

飼育日数→100日前後・平均体重4.3キロ前後・飼育密度→10羽以下/平方メートル

『地鶏』・・・在来種の血統が50%以上含まれている品種

飼育日数→75日以上・平均体重3キロ前後・飼育密度→10羽以下/平方メートル

 

 以上のように、百日どりは血統にこだわらずエサや飼育方法にこだわり、地鶏以上の制限をかけて大切に育てられた鶏だということが分かります。

クラスの様子 クラスの様子

クラスの様子 クラスの様子

 子どもたちからも、先生たちからも『柔らかくて美味しかった!』との意見をもらいました。

 確かに胸肉なのに、しっとりとしていて柔らかく、味もしっかりとしていました。

 百日どりをくださった多可町の皆様、ありがとうございました!

百日どりについて.pdf [ 610 KB pdfファイル]