9月13日 火曜日

9月13日の給食

主食:パン

主菜:鮭ボールのフライ

汁物(副菜):五目スープ

その他:ミルメーク

飲物:牛乳

三木市内産→青ねぎ

もぐもぐ別所っ子

今日は、カルシウムたっぷりメニューです。どこにカルシウムがたっぷりかというと、「鮭ボール」です。
さけボールのフライ←茶色くて丸いのが鮭ボール

鮭ボールは、高圧処理して骨まで柔らかくした鮭をつぶして団子状に加工してもらった商品です(鮭缶を団子状にしたものをイメージしていただければ分かりやすいかもしれません)。普段は、スープなど汁物に入れることが多いのですが、「鮭の匂いが苦手…」という意見や、とっても柔らかい団子なので高圧処理して柔らかくなった骨でも「骨が気になる…」という意見が多く、あまり人気がありませんでした。そこで、「不足しがちなカルシウムたっぷりなので、食べてほしい。どうしたらよいか…」と考えてできたメニューです。
給食室の様子←鮭ボールを揚げているところ

揚げることで回りがカリッとなり、骨の硬さが気にならずとても食べやすくなります。

さらに食べやすいよう、子どもたちが好きなじゃがいもを揚げたものと組み合わせました。
給食室の様子←じゃがいもを揚げているところ

「これなら美味しく食べられる」という児童も多くいます。
シンプルに塩だけで味を付けているのが、よいのかもしれませんね。


カルシウム成長期には欠かせない栄養素ですが、吸収率が低いのが難点です。吸収率をアップさせるためには、ビタミンD(きのこや魚に豊富)と組み合わせるとよいですよ。ビタミンDは、腸管からのカルシウム吸収を促します。しかし、ビタミンDは、活性型にならないと効果を発揮することができません。そのためには、紫外線(日光)にあたることが大切です。日光に当たると皮下でビタミンDが活性型になり、腸管からのカルシウム吸収を助けます。
紫外線は体によくないから当たらせたくないと思われるかもしれませんが、短い時間(15分程度)でも太陽の光にあたると効果的です(木陰でもOK)。「ガラス越しに太陽光に当たっているから大丈夫」と思いがちですが、紫外線カットのガラス越しでは効果が見込めません。ご注意を。

また、骨への刺激(運動)も大切です。骨に負荷がかかることで、丈夫な骨を作ろうとします。バリバリにスポーツをしなければならないということではありません。様々な食品を組み合わせて食べ、外で元気に遊ぶことで自然と丈夫な骨ができます


デザート(⁈)には、ミルメークがつきました。
ミルメーク
基本は、牛乳に入れて楽しむものですが、アレルギー等で牛乳が飲めない人のために、パンに付けて食べることができるよう、三木市ではパンの日と組み合わせて提供しています。

ミルメークは、昔は瓶牛乳に対応して「粉タイプ」でしたが、パック牛乳に変わってからはストロー口(ぐち)からも入れられるように「液体タイプ」に変わりました。

子どもたちの様子

ストロー口から入れたり、
教室の様子

上部を大きく開けてから入れたり、
教室の様子←ストローで混ぜやすいそう♪

嬉しそうにチョコレート牛乳を楽しんでいました。

また、パンに塗ったり、
教室の様子

のせたり
教室の様子 教室の様子

挟んだり
教室の様子

穴を開けて注入したり
教室の様子
パンの食べ方も様々です。

牛乳にも入れたいし、パンにもつけたい!
教室の様子
という児童は、上手に半分ずつ分けて使っていました。

今日は、服に茶色い染みができている子もあろうかと思いますが、たまの給食の楽しみです。多めに見ていただけると嬉しく思います。