今日の給食【2月7日】

主食:ご飯 主菜:豚肉と大根の煮込み 副菜:ツナおから デザート:ぽんかん 牛乳

2月7日の給食

 ぽんかんはみかんによく似ているインド生まれの果物です。みかんに比べて薄皮が少し硬く、種があります。栄養価はみかんと大差ないので、みかんでもぽんかんでも、お店でお安い方をお買い求めいただければと思います。

今日のもぐもぐさん

 『雪花菜』きれいな字が並んでいますが、何と読むでしょう?

雪花菜 何と読む?.pdf [ 423 KB pdfファイル]

 豆腐を作るとき、大豆を絞った後に残るものを卵の殻の『殻』に、丁寧語の『御』をつけて『御殻(おから)』と言います。丁寧語の『御』を使ってはいるものの『空っぽみたい』『残りカスみたい』で縁起が悪い、ということで『雪花菜』という美しい漢字をあてたり、同じく白くて可愛いお花の『卯の花』と呼ぶようになりました。他にも『切らずに食べられる』ことから『きらず』『きらす』と呼ぶこともあるそうです。『きらず』は『縁を切らない』という意味に通じて縁起が良いということで、おめでたい席で出されていたそうです。高知県では『きらず』と餅米で作ったお餅であんこを包んだ『きらず餅』という和菓子があるそうです。美味しそうですね♪

 縁起が良いと言われたり悪いと言われたり忙しいおからですが、昔から日本に馴染みが深いからこそなのだと思います。

 

 今日は主菜も副菜も混ぜるのが大変なメニューでした。

 

 主菜の大根と豚肉の煮込みはとにかく大根の量が多い!!スパテラという大きなしゃもじが折れてしまいそうでした。

調理場の様子

 副菜に使うおからは真空パックの冷凍で納品されるので、お湯で解凍してから手際よくほぐしていきます。

調理場の様子

 おからは水分が多くてもったりしているので、これまた混ぜるのが重くて大変です。

調理場の様子

 なんだかもう、本当に大変そう・・・。

 

 食中毒予防のために、仕上がり温度を90度以上に設定しているのですが、外気が寒すぎてなかなか中心温度が上がりません。しかし、火を強くし過ぎるとこげてしまいます。今日も調理員さんの鮮やかな混ぜさばきで、無事に仕上げることができました。お疲れ様でした☆