今日の給食【1月11日】

主食:ご飯 主菜:鰆の塩焼き 副菜:栗きんとん 汁物:野菜雑煮 その他:かつおふりかけ 牛乳

1月11日の給食

 野菜雑煮には、紅白のお餅が入っています。子どもたちはもちろん、調理員さんたちにも「かわいい~!!」と大好評でした。

今日のもぐもぐさん

 お正月はおせち料理にお雑煮、そんな昔ながらのお正月の風景も徐々に失われつつあります。

 実際に子どもたちに、おせち料理を食べたかを尋ねたところ、食べたと答えたのはクラスで6~7割程度でした。

 おせち料理に入っているものは、大抵砂糖と醤油がたっぷり使われていて味も濃いので、栄養学的に言うと正直子どもに食べてほしいものでもないのですが、『行事食』の役割は何も栄養を摂ることだけではありません。

お節と行事食.pdf [ 148 KB pdfファイル]

 行事食を通して四季の移り変わりを感じたり、昔の人の知恵を学んだり、神様や自然や周りの人に感謝の気持ちを伝えたり、そんな様々な役割もあると思います。

~栗きんとんの作り方~

調理場

(1)千切りにしたさつまいもと、荒く刻んだ蒸し栗を茹でる。

調理場

(2)さつまいもと栗を鍋に戻して、砂糖を加えてこげないようによく混ぜながら練る。

 調理員さんから教えてもらったのですが、スーパーの入り口でよく見かける石焼きいもと、甘栗むいちゃいましたを混ぜると、それだけで美味しい栗きんとんになるそうです。

クラスの様子

 ご飯のおかわりの列です。食べ物を大切にしようとする気持ちが素晴らしいです。

クラスの様子 クラスの様子

 栗きんとんが甘い、という意見もあったのですが(もちろん市販の栗きんとんに比べるとかなり砂糖控えめです)、おせち料理に甘い料理が多いのは、長く保存するための昔の人の知恵なんだよ、と説明すると納得してくれました。