今日の給食【3月14日】

主食:ご飯 主菜:厚揚げのカレー炒め 汁物:いも団子汁 牛乳

3月14日の給食

 芋団子は、じゃがいもで出来たお団子です。お餅とはまた違ったモチモチ感で、子どもたちに人気です。

今日のもぐもぐさん

 昨日は根菜のお話をしたので、今日は、これまた不思議な野菜『玉ねぎ』のお話をしました。

玉ねぎはどこを食べているのかな?.pdf [ 136 KB pdfファイル]

 もうすぐ新たまねぎの季節です。

 通常玉ねぎは、収穫後1か月ほど乾燥させてから出荷されます。淡路島でよく見る、骨組みと屋根だけの建物に玉ねぎをたくさんつるした【玉ねぎ小屋】は有名ですね。一方、収穫してすぐに出荷する玉ねぎを新玉ねぎといいます。

〇新たまねぎとは?

・温暖な地域で3~4月頃に出荷されます。

・「黄たまねぎ」や「白たまねぎ」の中で早く育つ極早生(ごくわせ)、早生(わせ)タイプのたまねぎ』の総称です。

 

「黄たまねぎ」・・・一般的に出回っている皮が黄色い玉ねぎ⇒ほとんどがゆっくり育つ中生(なかて)、晩生(おくて)タイプ。

「白玉ねぎ」・・・皮が白い玉ねぎ⇒ほとんどが、早く育つ極早生、早生タイプ


 つまり、一般的に新玉ねぎと言えば白玉ねぎをいうことが多いようです。

 新たまねぎと普通のたまねぎに栄養成分の違いはありません。しかし、玉ねぎには辛味の元になる硫化アリルが豊富に含まれているのですが、硫化アリルには、消化液の分泌を促進して新陳代謝を盛んにしたり、血液をサラサラにする働きがあると言われています。硫化アリルは水溶性で熱に弱いので、新たまねぎを生で食べることで、硫化アリルを効率良く摂ることができます。

 今しか食べられない新玉ねぎを、ぜひ生で食べてください。

 

 ちなみにですが、恋に積極的でない人のことを【恋に奥手(おくて)】と言ったりしますが、この言葉は、もともとは植物の成長が遅い【晩生】からきています。