今日の給食【1月27日】

主食:わかめご飯 主菜:煮込みうどん 副菜:野菜の柚子和え デザート:ヨーグルト 牛乳

1月27日の給食

今日のもぐもぐさん

 学校給食週間4日目の今日は、加西市の人気メニューを取り入れました。

 三木市にもうどんのメニューはありますが、三木市は出汁に『鰹節』と『昆布』を使っているのに対し、加西市さんのうどんは『煮干し』と『昆布』を使います。他にも具材に干ししいたけとさつま揚げが入っているのが三木市との違いです。

うどん

出汁のお話.pdf [ 416 KB pdfファイル]

 化学調味料の出汁もお手軽で美味しいですが、塩分が高い、何が入っているのかよく分からない、という不安もあります。

 また、天然の出汁は『うま味』だけでなく『苦味』『塩味』『甘み』なども感じることができるので、子どもたちの味覚を育てるのには最適です。

 出汁の取り方は、ネットや本に色々と書いてあってややこしいですが、調理員さんに出汁を取るコツを聞いたところ『弱火で煮込んで、出汁が良い色になっていい匂いになったら火を止める』だそうです。煮る時間はあまり気にしなくても良いと思います。

 一つだけ、煮干しと昆布は水から弱火で煮て、鰹節は沸騰してから弱火で煮る、これさえ守れば大丈夫です。料理本には煮干しと昆布はしばらく水に入れておく、とも書いていますが、入れておかなくてもそこまで大きく変わりません。色々考えると面倒になります。100点のやり方ではなくてもお店に出すわけではないので、あまり細かいことにはこだわらず、とりあえず天然の出汁を取って、天然の出汁の美味しさと香りを楽しんでください。

クラスの様子 クラスの様子

 うどんが大人気で、すぐに食缶が空っぽになりました☆

掲示物 掲示物

 兵庫県学校給食・食育支援センターにお借りした、昔の給食のレプリカです。

 子どもたちは興味深々で見ていました。子どもたちの親世代の方々は、ビン牛乳、粉のミルメーク、先割れスプーン、生野菜のサラダ、缶づめの黄桃など知っておられるかもしれません。ビン牛乳は割れるし重いから、粉のミルメークは牛乳が紙パックになって入れにくくなったから、先割れスプーンはケガをする危険があるから、生野菜は昔大きな食中毒があったから、缶詰の黄桃は日本産が手に入りにくくなったから、という風に、色々な事情で無くなってしまいました。「こんな給食は今もあるの?」などなど、また給食について子どもたちとお話ししていただければと思います。