今日の給食【9月26日】

主食:ご飯 主菜:さんまのみりん干し 副菜:キャベツの塩昆布和え 汁物:さつま汁 牛乳

9月26日の給食

今日のもぐもぐさん

 秋の味覚の代表格である秋刀魚が給食に登場しました。名前に『秋』が付くぐらい、昔から秋の食べ物として知られてきました。

さんまのうろこ.pdf [ 346 KB pdfファイル]

 そんな昔から秋を感じさせてくれる秋刀魚ですが、皆さんご存じのように、ここ数年記録的な不漁が続いています。それに伴い価格も上がり、そう簡単に家族一人1匹、というわけにいかなくなりつつあります。

 不漁の原因は何か、原因は一つではありませんが、有力な仮説として『地球温暖化』が挙げられています。

 秋に日本に近づいてくるはずだった秋刀魚の群れが、日本の近海の温度が上昇したために、近づけなくなったというのです。

 しかし日本から遠い海は日本の近海よりも秋刀魚のエサとなるプランクトンが少ないため、小さかったり、すぐに死んでしまう秋刀魚が多くなります。それに加えて、その場所は公海といってどの国でも漁ができる海なので、世界中の国が秋刀魚を獲りに来るため、更に数が減ってしまいます。

 この秋刀魚不足はどうやら日本が秋刀魚を獲らなかったら元に戻る、という単純な話ではなさそうです。

 そして、獲れる時期も変わってきています。これまでは日本近海で秋刀魚が獲れるピークは10月でしたが、上記のとおり、秋刀魚が日本に近づくのは海が冷たくなってからなので、ここ数年のピークは11月になっています。このまま更に温暖化が進めば、更に秋刀魚の数は減り、秋刀魚は冬の風物詩になっているかもしれません。

クラスの様子

 子どもたちが大人になった時も、食べたいものが食べられる世の中でありますように。