●10月5日(水曜日)の給食献立●

10月5日(水曜日)の給食

・ごはん

・かしわうどん

・切干し大根の炒めナムル

・味つけのり

・牛乳

 

 「かしわうどん」「かしわ」は、鶏肉のことです。鶏肉が「かしわ」と呼ばれるのは、茶色くなった柏の葉っぱの色と、羽の色が茶色い日本原産の鶏の色が似ていたからです。
 江戸時代、第五代将軍 徳川綱吉によって”生類憐みの令”が施行され、生き物を食べることが出来なくなりました。町民たちが食べ続けるために苦肉の策として肉に別の名前を付けました。その後、”生類憐みの令”が廃止された後も広く使われ、現代まで受け継がれてきたのです。鶏肉以外にも、馬肉を「さくら」、鹿肉を「もみじ」、猪肉を「ぼたん」と呼びます。

 ”かしわ”が入ったうどんは、人気で、どのクラスでも食缶が空っぽに配り終わっていました。豚肉、切干し大根、人参、にら、京ねぎをごま油で炒め、濃口しょうゆ、淡口しょうゆ、砂糖、みりんで味付けした”切干し大根の炒めナムル”は、切干し大根のコリコリした食感が楽しいごはんがすすむおかずでした。残食が少なく、しっかりと食べることができたことが分かりました。