●2月28日(水曜日)の給食献立●

2月28日(水曜日)の給食

・ごはん

・鶏肉のてりやき

・チンゲン菜とシラスの炒め物

・せんべい汁

・牛乳

 

 今日の給食は、青森県の郷土料理”せんべい汁”でした。せんべいは、小麦粉と塩、水を混ぜて、鉄製の鍋で丸く焼かれたものです。冷害が多く米がたくさん収穫できない地域の貴重な保存食でした。戦前は、各家庭で焼くための鉄製の鍋があり焼いていたそうですが、戦時中は軍需物資として鉄製の鍋を提供したため家庭で作らなくなりました。戦後、製造業者が煮崩れしにくいせんべいを開発し、また食べられるようになりました。今では、全国的に青森県の郷土料理として有名です。

 今日のクイズは、せんべい汁についてでした。

クイズ:お汁にせんべいが入った”せんべい汁”は、どこの郷土料理でしょうか? (1)青森県 (2)兵庫県 (3)沖縄県
青森県と沖縄県を正解と思う人がほとんどでした。正解は、(1)青森県でした。お汁に入っていたせんべいを見てもらいました。
 せんべい汁のせんべいの写真(鶴亀)
『えっ?!こんなに硬いの??』『が描いてある!』『これが入ってたん?!』と、驚いていました。硬いせんべいを給食室で食べやすい大きさに割り調理しました。
『せんべいやったんや・・・。お餅と思って食べてたよ。』と言っている人もたくさんいたほど、もちもち食感になっていました。『おいしかった~!』と完食している人がたくさんいました。青森県の郷土料理は、とてもおいしかったです。