7月1日(金)

コッペパン・牛乳・かじや風ドライカレー・レタスと春雨のスープ・アーモンド

 

今日の給食には、ドライカレーが登場しました!

みなさんは、「半夏生」という言葉を聞いたことがありますか?

今年は、7月2日から7日の間が、半夏生の時期になります。半夏生は半夏という植物が生えてくる時期のことで、

その時期を過ぎてから田植えをすると、稲の育ちが悪く、秋に収穫できる量がすくなくなるので、

半夏の花が咲くころまでに、麦の収穫や田植えを終わらせようと決めていたそうです。

昔の人の知恵のおかげで、私たちはおいしいお米をたくさん食べることができているのですね。

 

関西地方では、半夏生には「農作物」が「たこの足のように大地に吸い付き、しっかり根を張る」ことを祈って、

たこを食べる習慣があります。また、たこには疲れた体を元気にする栄養素がたくさん入っているので、

疲れやすいこの時期に食べるのにピッタリです。

 

三木市の郷土料理でたこ・なすが入った「かじや鍋」をアレンジして、「かじや風」にドライカレーを作りました。

半夏生と郷土料理が一度に楽しめるスペシャルなカレーをおいしく食べてくれましたか?

 

●ドライカレーってどんなものか知っていますか?●

ドライカレーは日本で独自の進化を遂げた日本発祥のカレーです。

ドライカレーに似ている「キーマカレー」はインド発祥のカレーで、水分を加えて作ります。

一方、ドライカレーは水分を全く加えないか、ほんの少しの水で作ります。

ちなみに、キーマカレーの「キーマ」とは「ひき肉」のことで、ひき肉を使ったカレーのことだそうです。

 

~給食委員会・放送委員会さんの様子~