6月21日(火)

ごはん・牛乳・高野豆腐の含め煮・ばち汁・わらびもち

  

ばち汁は、兵庫県の郷土料理です。

郷土料理とは、地域でとれたものを上手に使って、風土にあっていて、

長年その土地で食べられてきた料理を言います。

ばち汁は、兵庫県の南西部で作られている「揖保乃糸」で有名なそうめんの切れはしを活用した料理です。

「ばち」と呼ばれる、そうめんを乾かす過程でできたはしっこの部分は、

他のところよりもコシが強く、ねばりけがありますよ。

(今日の給食の横の赤〇で囲ったところ)

暑い日が続きますが、今日のように雨で少し寒い日は、

ばち汁であたたまりながら、汗をかいたときに補給したい塩分も適度に取りたいですね。

 

~高野豆腐の含め煮には、乾物がたくさん!!~

  

(しっかり煮込んで味を染み込ませます!)

 

~安全な給食のために~

さて、昨日 2年生からとっても素敵なお手紙をいただきました。

”給食がどのように作られているか”の動画を見て感じたこと、給食の感想などを、

手紙に書いて、素敵な絵まで描いてくれていました。

 

★異物混入をおこさないために★(一部紹介)

【ハード面】

動画で紹介した通り、給食室の出入り口は2重扉になっていたり、

「エアカーテン」という機械(風が異物を遮断してくれる)で、人・食材と一緒に、

虫・ホコリなどの”異物”の原因が調理場内に入らないようなっていたりします。

(←奥側の扉は2重になっています)

【ソフト面】

調理員さんはすごい!!暑い夏でも関係なく、髪が出ないように、

調理帽・マスクでほとんど顔を隠してしまいます。(目しか出ていないよ!)

コロコロを使用して、服についているかもしれないホコリ・髪の毛などを取り除いて、

調理場内に持ち込まないようにします。

 

切った野菜は、釜にはいるまでの時間 万が一に備えて、ラップをして出番を待っています。

そして、とても気を付けて作った料理が出来上がってからもチェックをします。

丁寧に洗浄・点検・乾燥させた食缶も、使うときは、汚れがないか・異物はついていないか

ともう一度チェックしてから、おかずを入れ、そのたびに”フタ”を閉めます。

(面倒だけど、異物が入らないように、1クラスずつ閉めてくださっていますよ!)

おかずを入れ終わったら、量・具材(バランス)・異物などをもう一度確認して、

フタを閉めて、周りを拭いて やっとみなさんのところに届けることができますよ!

  

こんな大変な思いをして作ってくださっていると知り

「頑張って食べます」「残さずに食べます」「いつもおいしいです」と書いてくれた、

2年生がたくさんいました。

みなさんのお手紙、こころがポカポカ・嬉しくて幸せな気分になりました。ありがとう。

また、調理場のみなさんにも読んでもらいますね。