田んぼ日記 (15)ひこばえちゃんのひこばえ
12月中旬にひこばえちゃんを刈り取った後、もう1回ひこばえを育ててみるといって、
元気そうな苗のたらい1つとバケツ3つをその後も育てていた子どもたちですが、
冬休みに入ったので、その間は暖かい職員室にお引越しをして、先生たちで育てていました。
すると、ほんの少しですが、緑色の芽を出し始めました!
※ちなみに、ひこばえちゃんたちの奥に写っているのは、5月に幼稚園で植えたトマト「凛々子」で、
こちらも、夏の収穫後も実をつけ、トマトの再生二期作中です!
さて、そんなひこばえちゃんのひこばえの様子を藤田さんが見に来てくださいました!
「あ!藤田さんの車や!」「藤田さ~ん!」「マブハ~イ!」
子どもたち、藤田さんが大好きです(^^)
早速、ひこばえちゃんのところに案内しました。
「確かに、緑色の草が出てきているね! ちゃんと苗が生きている証拠。これだけでも、再生三期作は大成功!
きっと、日本中で三期作まで挑戦している人はいないから、三樹幼稚園のみんなが日本で初めての三期作成功やな!!」
と褒めてくださいました。
そして、「このひこばえは、みんなにとってひ孫になるんやで」と藤田さん。
なぜなら、
こめちゃん・うえちゃんを育てた幼稚園のみんな・・・お父さん・お母さん
こめちゃん・うえちゃん・・・・・・・・・・・・・・子ども
12月に刈り取ったひこばえちゃん・・・・・・・・・孫
今回のひこばえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひ孫
つまり、今のひこばえから見たら、幼稚園のみんなはひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん?!
子どもたちは、お米をひ孫まで育てることができたことに大満足でした(*^^*)
藤田さんはおっしゃっていました。
「お米作りには、いろんな学びの要素がつまっている。
農業として栽培する生物学だけでなく、
食育(お米を大切に味わう)、栄養学(発芽玄米のGABA)、物理学(籾摺りの原理)、
水理学(水流で籾と玄米に分ける)、化学(肥料作り)・・・
これらの学問を勉強としてでなく、経験としてこの幼児期に味わえるのが大事なことで、
きっとそれらの経験は忘れずに”心のひこばえ”として心に残り、
いつか大きくなった時に思い出し、役に立つ時がくるだろう」
まさしく、今三樹幼稚園で取り組んでいる、実体験の推進による無自覚な学びの育成と同じだと思いました。
藤田さんとの出会いが、ひこばえちゃんのひこばえまで育てる経験に繋がり、
たくさんの実体験と学び、育てる喜びを得ることができました。
子どもたちの心のひこばえとともに、藤田さんの優しさも、子どもたちの心に残り続けることと思います。
本当にありがとうございました!!!
