バタフライガーデン・モンシロチョウ
今学期の三樹幼稚園は、いろんなチョウとの出会いがあり、
三樹幼稚園の園庭にたくさんのチョウが飛び立ちました。
子どもたちも先生たちも、一緒になって驚いたり、発見したり、感動したり・・・
そんな様子を何回かに分けてお伝えしていきたいと思います。
【モンシロチョウ】
きっかけは、5月上旬に年少さんたちが三樹っ子畑で水やりをしていた時です。
年長さんが昨年度の秋に植えた、ブロッコリーの苗に何かの青虫が!
畑の先生が、ブロッコリーのプランターごとお部屋の前に持って行って観察できるようにネットを貸してくださったので、
みんなでひまわり組のお部屋に持って行くことにしました。
よいしょ、よいしょ・・・みんなで力を合わせてプランターをひまわり組前のテラスに運びました。
ネットから、中の青虫の様子がよく見えるので、子どもたちは日に日に興味を持ち始めました。
3日後、青虫がさなぎになりました。大変身した姿を子どもたちは何度も何度も観察していました。
そして、プランターを持って来てから10日後、子どもたちが遂に発見しました!
青虫がチョウチョになっていたのです!下の方には、血のような液体がついています。
けれども、これは血ではなく、「蛹便(ようべん)」といって、
さなぎからチョウになる時に、羽を広げるために送り込まれた体液の残りなのだそうです。
今の年長さんが年少さんの時に、私たち職員も初めてそのことを知り、
”これはチョウチョになるために頑張った印”なんだよ!と今年の年少さんにもお話をしました。
青虫がモンシロチョウになったのが嬉しくて!
心と身体が躍り出し、チョウチョになって表現を楽しみました(^^)
”チョウチョになれた!””いっぱい飛びたい!””人間には捕まらないぞ!”
そんな子どもたちの気持ちが溢れていた、楽しいひとときでした!
こうして、モンシロチョウとの出会いがきっかけで、
子どもたちと先生たちはチョウへの興味が深まっていきました。
<バタフライガーデン・アゲハチョウ へ続きます>