<田んぼ日記 (7)中干しパーティー・水抜き からの続きです>

 

米作りは、はっきりとしたマニュアルがあるようでなく、

その時の気温や天気を加味し、お米や土の様子を見ながら感覚で判断し、工程を進めていくのでとても難しいです。

前回お伝えした、土の乾き具合が「カリカリ」ではなく、「カリ」ってどのくらい???と職員で悩みつつ、

米作りをされている保護者の方に一緒に相談に乗っていただきながら、

数日後、きっとこれが「カリ」・・・かな?という状態を見極め、

灌水といって、稲に水と肥料を与えるステップに辿り着きました!

   

保育室に貼ってある、米作りの行程表をみながら、今こめちゃん・うえちゃんがどのステップにいるか確認です。

 

      

まずはお水やりです。

こめちゃん・うえちゃんにお水をあげると、ぐんぐんお水を吸収していくのが、本当に手に取るように分かりました。

暑い中、たくさん喉が渇いていたんだよね、頑張ったね!

少し葉がくるっと丸まっていた穂もあって心配しまししましたが、

10分くらいでみるみるうちに元通りに回復し、生命力を感じました!

 

そして、さらにこめちゃん・うえちゃんが大きく穂をつけるように肥料やりです。

もちろん、先日子どもたちが作った、手作り肥料です!

      

「あれ~?もうあんまりにおいしないね」

そうなんです。すっかり発酵したのか、ぽろぽろになっていて、虫ももういなくなりました。

 

今回は、年長さんと年少さんがペアになって、肥料をあげました。

年長さんがそれぞれのバケツやたらいに肥料をやり、年少さんが肥料をあげたところにテープの印をつけるのです。

      

たくさんバケツがあるので、どれに肥料をあげたか年少さんのテープが目印になって助かりました!

 

これで灌水終了です!

大きくなったお祝いに、こめちゃん・うえちゃんにおいしいお水と肥料をあげることができて良かったです。

こめちゃん・うえちゃん、これからもぐんぐん大きくなってね!!