先日閉館したお米の博物館ですが、実はお米の博物館のアイテムにもちょっとした秘密がありました。

 

■博物館のチケット

【ミシン目】

入場した時に受け取ったチケットですが、半券を切り取れるようになっていましたよね?

この仕組み、実はボウフラ事件で先生たちから借りた10円玉を返すときに使った領収書が経験として活きていました。

<田んぼ日記 (9)10円玉返金 参照>

   

初めのうちのチケットは、子どもたちがミシン目が入るローラーカッターを使って、チケットをちぎれるようにしていました。

(その後は、来客数が激増してチケットの生産が子どもたちでは追いつかなくなり、私たち職員がチケットを量産していました。)

 

【番号】

それから、チケットの半券の部分に番号が入っていたのにお気づきになられたでしょうか?

研究発表会もあったので、一体何人くらいお客さんが来るのか把握したく、

実は市役所の教育・保育課の方にお願いして、ナンバリングスタンプをお借りしていました。

ありがとうございました!

いい機会だったので、こちらも初めの方のチケットは子どもたちで押印していたのですよ!

        

自動的に番号が更新されていくスタンプを、子どもたちは興味深そうに体験していました。

 

【手作りスタンプ】

当初、チケットの半券の番号の上には、園にある市販の秋っぽいはんこを押すつもりで用意をしていました。すると、

年長児「このはんこより、お米のはんこの方がいいな・・・」

先 生「えっ?お米のはんこ・・・それはさすがに幼稚園にはないなあ・・・」

子どもたちが降園した後、先生が職員室でそんな話をつぶやきました。

でも、そんなつぶやきを実現できるのが三樹幼職員のチームワークです!

園に版画で使うスチレンボードがあるのを見つけ、

以前教育・保育課を通じていただいた木材の端材とひっつければオリジナルはんこが出来ることが分かりました。

スチレンは鉛筆で描けばすぐに型が残るので、簡単にはんこになります。

      

こうして、子どもたちオリジナルのこめちゃん・うえちゃんはんこができあがりました!

 

■スタンプラリー

せっかくはんこができたので、スタンプラリーも作ることにしました。

スタンプラリーと言えば、9月に親子遠足で行った人と自然の博物館でもスタンプラリーをしたので、みんな経験済みです!

   

自分たちでつくったはんこを沢山のお客さんが使って押してくれることを子どもたちは本当に喜んでいました(^^)

 

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