田んぼ日記 (1)田んぼ作り・土入れ
<田んぼ日記 (1)田んぼ作り・どこに田んぼ作る? からの続きです>
■土作り
ある朝、頼んでいた田んぼの土の袋がたくさん届きました。
「たくさん土が届いたけど、みんなはどんな土のおふとんを作りたい?」
「しっとりとした土」「ふわふわ!」「ふかふかがいいな!」
「あったかくて、気持ちいいやつ!」
お米がすくすく育つような土をイメージして、さあ、土作りです!!
1袋10kg以上ありそうな袋が全部で30袋!!!
持つだけでも大変な土袋を、子どもたちは必死に抱えてはさみで開け、出していきます。
誰一人、文句も弱音も言いません。黙々と土を出しています。
それは、自分がしたい、自分がすることだと思っているからです。
そんな、お兄さん・お姉さんのかっこいい姿を、ひまわり組さんたちが見ていました。
土を混ぜ混ぜしていて、何だか楽しそう♪ 「ぼくたちもしていい?」「いいよ!」
ひまわり組さんも手伝ってくれて、田んぼの土は、最初に話し合ったとおり、
しっとりしていて、でもふわふわで、ふかふかで、
中の方に手を入れると、あったかくて本当に気持ち良かったです(^^)
■土入れ
田んぼは水が溜まらないといけません。そのために、年長さんたちは先生と一緒に実験をしました。
じょうろに水を入れ、先日作った田んぼとなる花壇の中に水を流しました。水は染込みます。
「これやったらあかん」「水がたまらへん!」
そこで、先生はあるものを敷くことを提案しました。
それは、コロナ禍で使っていた、感染防止のアクリル板です!
このアクリル板の上に水を注ぐと・・・「水が溜まった!」
さらに、長いビニールシートも持って来て・・・
ビニールシートの上から水を注ぐと・・・「水が溜まってる!!」
一つ一つみんなで確かめながら、みんなが思うような田んぼの元が出来ました!
さあ、今からは土入れです!
風が吹いて、ビニールシートが内側に入ってしまいがちだったのですが、
それを押さえるために小さなコーンを持って来て押さえにすることを思いついた子がいて、助かりました(^^)
最後に、畦シートで囲って出来上がりです!
着々と田んぼ作りが進んでいます(^0^)