<田んぼ日記 (12)藤田さんのお米講座 その1 からの続きです>

 

午前中のお米講座の後は、藤田さんを囲んで給食タイム!

   

この日は特別にフィリピンのお祭りの動画を見ながらお食事です。

   

デザートに、藤田さんからフィリピンのお菓子をいただきました。

おいしくて、もったいなくて、ちょっとずつ味わっていましたよ(^0^)

 

昼食後は、田んぼの土の成分を調べてくださいました。

こめちゃん・うえちゃんのバケツの土と、花壇の田んぼの土とをそれぞれ取り…

      

持って来てくださったリトマス紙をつけて、土の成分を調べました。すると…

バケツの土が中性、花壇の田んぼの土が弱酸性でした。

稲にとっては、弱酸性の土が良いのだそうです。

なので、こめちゃん・うえちゃんのバケツの水を捨て、

細い物で土に穴を開けて、空気を通すことを教えていただきました。

 

   

それから、藤田さんはレンゲの花の種をプレゼントしてくださいました!

この種を田んぼにまくと春先に花が咲き、その後土に漉き込むことで、土の肥料になるのだそうです。

   

   

みんなでレンゲの種を蒔きました。春にレンゲが咲くのが楽しみです(^^)

 

そして、まだ緑色の稲穂のお米の秘密も教えてくださいました!

      

緑色の米粒を爪で潰すと、白いミルクのような液体が出てくるのです!!!

まだ米粒がやわらかい証拠で、このミルクの美味しさを知っている鳥や虫が狙って食べにくるのだそうです。

このミルクが固くなるとお米になるのですね!

 

最後は、Google翻訳を使って、日本語を外国語に変換する体験をしました。

      

スマホをうまく使えば、外国語を喋れなくても、海外の人とやりとりができますよ!と藤田さん。

そして、子どもたちが20年、30年経って、この米作りの実体験を思い出し、

誰か農業に携わってくれる人が居てくれたら…

未来の米作りの後継者を願いながら、こうして今も農業に携わっておられるのが、藤田さんから伝わってきました。

 

本当に中身の濃い、充実したお米講座でした。

まさか、フィリピンに居た藤田さんにお出会いできるとは、思ってもみませんでした!

藤田さん、三樹幼稚園まで来てくださって、本当にありがとうございました!!