田んぼ日記 (9)まばゆい輝きのこめちゃん・うえちゃん
再び育て始めたたらいの稲の中に、1本だけ真っ白な稲穂がありました。
どうしてこれだけ白いんだろう・・・?
米作りをするにあたり、JAさんからも種モミをいただいた関係で、
時々JAさんがバケツ稲づくり通信を送ってくださるのですが、
ちょうど前日に穂が白い稲穂についての通信が届いたので、
先生が子どもたちにその内容を説明しました。
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Q:穂が白くて、も
A:稲穂全体が白くな
暖かい風が
また、ニ
ニカメイ
白くなった稲穂は茎の根元から切り
他に
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天候不良や栄養不足の場合もあるけれど、虫が原因の場合もある、ということで、
どうして稲穂が白いのか、顕微鏡で見てみることにしました。
すると・・・
なんと画面から、無残にも虫に食べられた跡が映し出されました。
「これはあかん!」「虫に食べられとう・・・!」自分たちのこめちゃん・うえちゃんが虫にやられてショックな子どもたち・・・
モミの中もからっぽでした・・・。
子どもたち「網(ネット)がなかったから、虫に食べられたんや!」
先生「今のバケツとたらいにも、虫除けのネットをしとかなあかんね…」
でも、白い稲穂はこの1本だけ。
この間収穫したこめちゃん・うえちゃんは、みんな大丈夫でした。
そう言えば、元気なこめちゃん・うえちゃんたちは、顕微鏡で見たらどんな姿なのでしょうか?
元気なお米の姿も見たくて、今度は無事収穫できたこめちゃん・うえちゃんを見てみることにしました。
ぷっくりして、元気いっぱい!!やっぱり、虫に食べられたモミとは全然違います。
そして、この一粒だけ、先生たちがピンセットで殻を取って中身を見てみることに・・・
元気なモミはしっかりとお米に殻がひっついていて、取るのに一苦労・・・
そして出てきたお米は!
信じられないくらいにまばゆく光る、美しい姿でした!
「すご~い!」「綺麗!」「めっちゃ光っとう!!」
子どもたちも先生たちも、みんなで心から感動した瞬間でした。
大事そうにお米を持つ手に愛おしさが感じられます。
自分たちで一から育てたお米がこんなに素晴らしい姿に生長して、喜びもひとしおでした!!!
そして、給食を食べた年長さんから、第二のこめちゃん・うえちゃんを守るための虫除けネット作りを始めました。
今回の虫除けネットは天井とドアがあって、水やりがしやすい便利な形に進化していました(^^)
再び、こめちゃん・うえちゃんの米作りが本格的にスタートです!