12月6日(月)の給食~関東煮って?~
12月6日 月曜日
主食:ごはん
主菜+副菜:関東煮
副菜:キャベツとツナの炒め物
その他:ミニフィッシュ
飲物:牛乳
三木市内産→米、キャベツ、人参、大根、じゃがいも
もぐもぐ別所っ子
今日は、ごはんジャンルで一番人気の「わかめご飯」でした。
人気過ぎて、ほとんどのクラスが配食段階できれいに空っぽになっていました。
主菜は「関東煮(かんとだき)」でした。
「煮」という字を使いますが「だき」と読みます。関西では「煮もの」を「○○を炊いたん」っていいますよね。そこからきています。また、せっかちな関西人は「かんとう」を「かんと」と短く呼ぶため、「かんとだき」という読みになったといわれています。
最近は、「おでん」という名称が一般的になってきたため、耳慣れない料理になってきたかもしれませんが、少し前までは関西ではおでんのことを「関東煮」と言っていました。
おでんは、串に刺して焼いた具材に味噌をつけて食べる「みそ田楽」から派生した料理です。それが煮込んだ具材に味噌を塗って食べる料理(煮込み田楽)に変わり、関東ではしょう油の製造が盛んになってきたこともあり、しょう油とともに煮込む今のスタイルへと変わっていきました。そのスタイルが関東から関西に伝わったときに、みそで食べるおでん(煮込み田楽)と区別するため、しょう油で煮込むおでんを関西では「関東煮」というようになったそうです(諸説あります)。関東のしょう油ベースのしょっぱい味が関西ではなじみがなかったため、アレンジされてだしやみりんなどを入れて甘辛く味付けするスタイルになりました。また、味付けだけではなく具材も関東と関西でちがうそうですよ。「おでん(関東風おでん)」と「関東煮(関西風おでん)」は見た目は似ているけれど、もともとは味付けや具材が異なる料理なのです。
今日は、「関東煮」からクイズです。
こたえ