●2月10日(木曜日)の給食献立●

2月10日(木曜日)の給食

・わかめごはん

・筑前煮

・小松菜とシラスの炒めもの

・ぽんかん

・牛乳

 

 今日は筑前煮でした。筑前煮は福岡県の筑前地方の郷土料理です。具材を油で炒めてから煮るという作り方が筑前地方独特のものであったことから、この名が付きました。油で炒めることで具材の形がくずれにくくなるだけでなく、コクが出ておいしさがアップします。 
 今日の給食の筑前煮には、鶏肉、にんじん、ごぼう、れんこん、さやいんげん、たけのこ、しいたけ、ちくわ、こんにゃくと、たくさんの具材が入っています。冬が旬で、体を温めてくれる根菜もたっぷりです。

 今日のクイズはぽんかんについてです。
クイズ:ぽんかんの「ぽん」って、どんな意味があるのでしょうか?
    (1)おいしいぽんかんは、たたくとポンと音がするから
    (2)原産地の地名
    (3)はじめに育てた人の名前

答えを本館1階廊下の給食の掲示板に貼っていると、答え合わせに見に来た人たちが『やったー!正解や!』と、喜んでいました。正解は、(2)原産地の地名です。ぽんかんが生まれたのは、インドの西にある「プーナ」というところです。ぽんかんという名前は、プーナは英語のつづりで「Poona」と書き「ぽん」と読め、「かん」はみかんの仲間を意味する「かんきつ類」の「かん」から付いた名前です。ビタミンCやクエン酸、食物繊維などが多く、風邪予防や疲労回復効果、便秘予防など体に良い働きをしてくれる栄養を含んでいます。
 『ぽんかん、おいしかった~!でも、種が多いのが嫌やった・・・。』『種が無かったら、もっとおいしいのにな。』『甘かったけど、種がめっちゃ入ってた。』と、たくさんの人が言っていました。種があると食べにくいですが、植物にとって種は大切なものです。上手に取り出しながら食べてください。