「いのちのおはなし」3年生編
自分も友だちも大切にすること、自分らしく安心して過ごせることが、みんなが幸せに
生きることにつながります。
本校では、その根源である「生命」について親子で考えるきっかけとして
なおみ助産院院長の寺尾直美助産師さんを講師に「いのちのおはなし」の時間を設定しています。
対象は3年生と6年生です。それぞれの発達段階に合わせた話を聞き、体験学習を行っています。
本年度で3年目を迎え、ちょうど一巡した形です。今年は一人でも多くの保護者の皆さんに参加
いただきたいと願い、オープンスクール日に開催しました。
3年生の学習の様子です。
紹介のあと、助産師さんのお仕事、誕生、出産、命の始まりなどのお話を聞きました。
「産まれてくるとき赤ちゃんも体をぐるっとまわしたり・・・頑張っているんだよ」
というお話に感心。
赤ちゃん人形を抱っこするときには、みんなが優しい目。
自然に笑顔がこぼれます。次は「〇ヶ月の赤ちゃんね。」という声に、自然に大事そうに
抱っこしている様子が見られました。
参加いただいた保護者の皆様にも抱っこ体験をしていただきました。
さすが上手です。「懐かしい」という声。やはり笑顔、笑顔です。
赤ちゃんには(人形でも)不思議な力がありますね。
【子どもたちの感想から・・・】
〇体の中には大切なものがいろいろ入っていて、それが命に関わって、すごい大切なことを知りました。
〇赤ちゃんとお母さんは、二人ともひっしだなんて、はじめて知りました。赤ちゃんも命がけなんだね。
〇うまれたての赤ちゃんでも見たり聞いたりできるって知って、びっくりしました。
〇赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で、だれにも教えてもらっていないのに、とてもかしこいんだなと思いました。
それに生まれてくるとき、頭をまわしながらなんだね。これからも命を大切にしたいです。
〇これからは、ご飯をちゃんと食べて運動をして元気な体をつくります。早寝早起きもします。
〇どの赤ちゃんも元気にうまれてくるんじゃないんですね。どの赤ちゃんも元気に生まれてきてほしいな。
〇6ヶ月の赤ちゃんは、けっこう重いと感じました。話をしてくれてありがとうございました。
寺尾助産師さんのメッセージ、覚えておいてほしいと思います。
「一生懸命、生まれてきた『わたし』を大切に」
「一生懸命生まれてきた『友だち』も同じぐらいに大切に」