校内授業研究会(3年生・5年生)
11月14日(金)、東北文教大学 特任講師である大谷 敦司先生を講師に迎え、校内授業研究会を実施しました。
4校時に3年生 算数科「あまりのあるわり算」の授業を行い、
5校時に5年生 算数科「面積 ~豊地小の運動場は広い?狭い?~」の授業を行いました。
<3年生 算数科「あまりのあるわり算」>
「解き方のポイントをみつけよう」という課題で問題解決を図りました。
今回は、余りを答えに取り入れるか取り入れないかを考えないといけない問題です。
子どもたち一人一人が真剣に問題と向き合いました。
自分ができたり、分からなくなると友だちに相談しに行きます。
「あまりの3人が椅子に座れなかったらかわいそうだよ。」
「『全員が座れるには』と問題に書いてあるよ。」
子どもたちは、自分の考えを書いたノートを使いながら友達に説明していました。
自分の考えを全体に広げます。
「式の中に余りが出てくるよ。35÷4=8あまり3、問題文の中には『いくつできていくつあまりますか』
と書いていないから、あまりの3は書かなくてもいいんじゃないの?」
という質問が出てきました。
式の意味を考えて、35人いるから余りが必要であることを理解しました。
<5年生 算数科「面積 ~豊地小の運動場は広い?狭い?~」
「多角形の面積を工夫して求めよう!」という課題で授業を行いました。
3つの多角形の中から自分で選択し、面積を求めます。
図形に線を引いたり、友だちに相談したりしながら課題解決に取り組みました。
今までの学習をふり返ったり、教科書を見たりしている子もいました。

この1時間では、課題を解決することができませんでした。続きは、来週の算数の時間に行います。
<事後研究会>
指導者からの感想、各教員からの質疑・感想を出し合った後、
大谷先生から指導助言をいただきました。
適応問題を行う際は、今日の学習では解けない問題も組み入れておくことが大事である。
算数は、生活場面にもどすことが大事である。
算数科は、論理的思考力を育てることが大切であり、難しい計算は電卓で答えてもよい。
読書量が少ないことが問題である。
多様性に対するために集団や個を活用する。
など多くの指導助言をいただきました。
今後も研究を継続し、教職員の指導力の向上に努めます。
