校内授業研究会(3年生国語科、4年生音楽科)
6月19日(木)、東北文教大学特任講師である大谷敦司先生をお招きして授業研究会を実施しました。
この日は、3年生の国語科「物語のふしぎをときあかそう」と4年生の音楽家「心をつなぐミニコンサート」の授業を行いました。
【3年生 国語科 単元名「物語のふしぎをときあかそう」(教材名「まいごのかぎ」)】
子どもたちの課題である「消えたはずのうさぎが、バスに乗ってうれしそうに手をふっていたのか」と「握っていたはずのカギが、いつの間にか消えていたのはなぜか」
をそれぞれが考えて答えを導きだしていきます。
一人で考えたり、友だちと一緒に考えたりしながら答えを導き出しました。
その中で、
「うさぎの願いがかなったから。」
「うさぎのことを思い出してほしかったと思う。」
「すべての願いが、かぎでかなえたから。」
など、子どもたちは今までの学習とつなげたり、比べたりしながら自分なりの答えを見つけていきました。
【4年生 音楽科 単元名「心をつなぐミニコンサート」(教材名「ふるさと・さくらさくら・上を向いて歩こう・手のひらを太陽に・エーデルワイス」)】
デイサービスに行かれているおじいさんおばあさんに音楽を届けることを目標に音楽の授業に取り組みました。
今回は、「さくらさくら」を琴で演奏します。
課題は「届けたい思いが伝わるように、表現を工夫しよう」です。
初めの演奏を録画し、気づいたことからそれぞれが練習を行いました。
「みんなの音があっていない。」
「時々バラバラになる。」
「初めもあってない。」
「伴奏がいる。」
などの意見が出てきました。その後、個々に練習を行いました。
そして、最後に演奏した動画と比べます。
「ちょっと合うようになった。」
「やっぱりあってない。」
次の時間、どうすれば合わせられるか、考えましょう。
【事後研究会】
大谷敦司先生の講話から
・今日の物語の学びが、すべての物語の学びに活用できるようにする必要がある。
・子どもに決めさせることが大事。
・自律した学習者の育成を目指す。(自分のために、自分のやり方で考え、判断し、実行する=主体的)
・教えることは教え、見守ることは見守る。
・知識があって思考ができる
など、多くのことを学びました。
大谷敦司先生、遠いところ本校の教育のためにお越しいただき、ありがとうございました。
子どもたちが自ら考え、学びを広げ深められるように、教師の指導方法を改善していきます。
今後も主体的に学ぶ子どもを目指し、授業研究を進めてまいります。