●2月2日(水曜日)の給食献立●

2月2日(水曜日)の給食

・ごはん

・いわしのうめ煮

・白菜の煮びたし

・みそけんちん汁

・節分豆

・牛乳

 

 今日の給食は「節分献立」でした。節分は、豆まきをしたり、いわしを食べたりして鬼を追い払う行事です。昔は、災害や病気、飢饉などおそろしい出来事は鬼の仕業と考えられていました。季節の節目である節分は、邪気が入りやすいため、鬼を追い払う行事が生まれました。

 炒った大豆を鬼にぶつけることで邪気を払い、一年の無病息災を願います。鬼を追い払った豆のなので「福豆」と呼ばれ、その豆を食べることにより、「福」を体の中に取り入れ、一年の健康を願うという意味合いがあります。また、鬼はイワシの臭いと柊のトゲが苦手とされ、柊の枝にイワシの頭をさしたものを家の戸口に置き、鬼の侵入を防ぐ風習もあります。

 鬼は苦手なイワシですが栄養満点です。イワシには強い体を作るたんぱく質、血液さらさら効果があるエイコサペンタエン酸、脳の発達や働きを助けるドコサヘキサエン酸、丈夫な骨や歯を作るカルシウムなどをたくさんの栄養が含まれます。

 『魚の骨が嫌やねん。』『魚は嫌い!』と言っている人がいましたが、『この魚、めっちゃごはんに合うわ~。』『今日の魚、おいしい!』と言いながら食べている人がいました。苦手な人も『半分は食べてんけど・・・。』と頑張っていました。そして、きれいに骨だけを残している人も。

 今日のみそけんちん汁には、こころ学級のみんなが育てた大根も入っていました。お友達が大切に育てた大根をお汁の中から探して、うれしそうに食べている人がたくさんいました。こころのみなさんのおかげで、いつもよりも、おいしく感じた今日の給食でした♪