無事、夏野菜も収穫を終え、

畑の先生が次の秋野菜の栽培のために畝づくりをしてくださっていた時のことです。

 

ひまわり組の子が、担任の先生に

「先生、次はブロッコリーを育てたい!」

と言いに来ました。

話によると、その子は、夏休みにブロッコリーを食べられるようになったそうです!

三樹っ子畑に、子どもから野菜のリクエストが入ったのは初めて(*^0^*)♪

ちょうど、畑の先生もいたので、ひまわり組のみんなで、質問をしに行きました。

   

「幼稚園でブロッコリーできますか?」

「ブロッコリーか・・・ちょっと遅いかもやけどな・・・やってみるか?!

育ったらええけどなあ!苗もあるかなあ・・・?」

すると、畑の先生が逆に子どもたちに尋ねました。

「そういえば、ブロッコリーを食べとうとこはどこの部分か、知っとうか?」

「・・・???」

「オクラも花が咲いて実がなるやろ?

で、ブロッコリーは花の咲く前のつぼみの部分を食べとるんやで」

と教えてくださいました。

そこで、園芸屋さんで探してみると、最後の苗が残っていました!良かった!

翌日、子どもたちに、「これ、何だと思う?」と尋ねると、

「あ!もしかして、ブロッコリー?」「やったー!」

と喜んでいました。

ちょうど、大根の種を植える予定だったので、ブロッコリーの苗も一緒に植えました。

      

大根の種も、ブロッコリーの苗も、暑さに負けないで、どうか大きくなってね!

 

実は、ブロッコリーの苗を買った時に、ブロッコリーの種も売っていたので、試しに買ってみました。

ブロッコリーの種は、大根の種よりもっと小さくて、とってもつまみにくかったのですが、

頑張って子どもたちの力で種まき用の土に植えました。

      

 

少し種が余ったのですが、それを見て気がついた先生がいました。

「もしかして、この種から芽が出たら、それってブロッコリースプラウトになるんじゃない!?」

確かに!!・・・ということで、ここからは、先生たちの実験で、

残った種を水栽培でも植えてみました

   

水で浸したスポンジの上に種を並べ、子どもたちが霧吹きでシュッシュと

水をあげてくれました。

こちらの種バージョンも、どんな風に育つのか、楽しみです♪

 

「〇〇してみたい!」「〇〇したらどうなるだろう?」

三樹幼稚園の子どもたちも、先生たちも、科学の心が芽吹いています(^^)