2月4日(日)、13:30から、口吉川町の蓮花寺において鬼踊り奉納が行われました。これは三木市指定の文化財にもなっており、約800年前にはじまったと伝えられている伝統行事です。

毎年、この鬼踊りに本校の児童が子鬼として参加していると聞き、夏の「校長先生放浪記5」でも蓮花寺を訪ねた様子を紹介させていただきました。このときのお寺は静寂で厳かな雰囲気の佇まいでしたが、鬼踊りのこの日は全く雰囲気が異なっていました。たくさんの人と熱気で、また荘厳な様子もひときわ感じられるもので、いかに大きな重みのある行事か一目でわかりました。

そのような中で、平和と豊作を祈願して、大鬼4名、子鬼4名が交互に12種類の踊りを奉納しました。大鬼は松明を振りかざして踊る勇壮な踊りを披露していました。一方、子鬼は本番前「ああ緊張する。」と4人とも不安がっていました。忙しい中厳しい練習も5,6回に及んだと聞きました。本番ではその成果を見事発揮し、4人で息の合ったキレのある踊りを最後まで披露してくれました。踊りの後の最後のお餅撒きまで、しっかり自分たちの役割を果たしていてとても素晴らしかったです。

今回この行事に参加させていただく中で、伝統や歴史の重みを感じ、それを踏まえて子どもたちは素晴らしい未来を築いていくのだということと、学校は地域の大きな支えをいただきながら、子どもたちの学びを進め、その成長を応援していくことが大切なのだとあらためて感じることができた一日でした。

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