三木市立口吉川小学校

8月26日(土)、昨日地域の講師の方にご案内いただいた登山道を通って、朝から3度目の石上山チャレンジを行いました。

講師先生に教えていただいたことを拠り所とし、不安もありながら、慎重に、しかし一歩ずつ足を進めました。学校を出てから20分程で登山道入り口に到着し、その後50分程かけてなんとか無事山頂につきました。

途中で、昨日教えていただいた道標や、嘉永7年(1854年)、前年のペリー来航を機に、安寧の世を願って地域の宮大工が作られたとされる石のお堂を拝んだ後、尾根伝いに山頂に向かいました。山頂について一息ついた後、来た道を下山しました。下山しかけてすぐ、赤とんぼと出会いました。一足先に秋の訪れをじっくりと楽しみにしているかのように、木の枝にじっととまっていました。そんな赤とんぼとお別れして下りは35分程で登山口まで戻ることができました。そこから歩いて学校まで帰っていきました。

帰り道では、巡回中の駐在所のおまわりさんとお出会いし、ねぎらいの言葉をかけていただいたり、4年生が環境体験で黒豆作りの講師としてお世話になっている地域の方にも温かいお声をかけていただいたりして、ほっこりした気分で学校に戻ることができました。この夏の放浪の旅では、本当にたくさんの方の親切や地域の温かさ、素晴らしさに触れることができ、私自身貴重な学びをさせていただくことばかりです。

さて、今日無事石上山には登頂できましたが、放浪記は今日で最後ではなく、日を改め、趣向を変えてもう一度石上山に登る予定です。詳しくは次回放浪記10最終回をお楽しみに！！