8月9日(水)、午前中放浪の旅に出ました。今日は県道北側の山沿いの道を通り、大島方面に向かいました。1学期に2年生のまち探検や1・2年生の乗馬体験でお世話になった馬のトレーニング施設にごあいさつした後、地域の「いずみ認定こども園」さんを訪れ、園児たちの様子を少し見させてもらいながら園長先生にごあいさつしました。その後、大島の中を奥に進んでいくと、子どもたちの登校でもお世話になっている地域の方が、「校長先生!」と、暑い中わざわざ自転車で追いかけてきてくださり、学校や子どもたちのことで温かいお言葉をいただきました。大変心強く感じています。公民館に立ち寄った後、山沿いの道を進み、殿畑の交差点とつながっている坂道を山に向かって登っていきました。子どもたちも毎日この坂を上り下りしているんだなあと、あらためて感心しました。上に登った後今度は下り、いったん来た道を戻りました。先日駐在所のおまわりさんに「善祥寺の蓮の花がきれいですよ!」と教えていただいたので、善祥寺に向かうためです。そして、今度は善祥寺につながる坂道を登っていきました。坂はきつかったですが、善祥寺に着くと、毎年7月には「はすまつり」が行われているそうで、蓮の花も本当にきれいで心が洗われました。また、県の重要文化財に指定されている鎮守社も見事でした。そこを下って学校への帰路につきました。道中は道に迷って地図を見直したりすることもありましたが、今日も豊かな自然と人の温かさを感じ、モンキチョウが対で仲良く花の蜜を吸っていたり、いろいろな種類のトンボが飛び交っていたりしてとても良い時間を過ごしました。ところで、今日9日は長崎に原爆が投下された日です。そして15日には終戦の日を迎えます。道中の美しい空を眺めながら、父が生前よく話していた終戦の時の様子を思い出していました。その日は父が10歳の夏の暑い時だったそうです。父は、終戦を知った時に見上げた空の雲と青さがなぜかとても印象に残っているとのことでした。今私は、おそらくこんな空だったのかなと、勝手に想像しながら撮った写真を何枚か最後にあげております。その空を見ながら、子どもたちの未来を守るためには、平和の大切さ、命の大切さをしっかり真ん中に据えて教育を進めていかなければならないと、私自身今日あらためて強く胸に刻んだ次第です。

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