三木市立口吉川小学校

事前に本校の先生に作ってもらった、先生たちみんなの思いを込めた焼き板プレートを石上山山頂に届けるべく、代表の先生たちと一緒に、最後の放浪記として8月29日(火)、早朝登山を行いました。

登山口より、いよいよ登りのスタート

「はるか後方に口吉川小学校が見えるね！」「いざ、出発だ！！」

　

険しい山道も何のその！

「わあ。長ーい竹林だあ！」「えっ、これ何？お花？いやキノコだ！ザラエノヒトヨタケかな？」・・・？？？

「木々の間から見える朝日ってすごくきれい！」「その一方で木が倒れていたりして乗り越えたり、迂回したりと結構大変だね！」

　

　

歴史を感じる道標やお堂と遭遇

行程の5分の3ほど登って来たところで分かれ道になっていて、道標発見。「道標には『北大殿林清水』『西南畑大源山』って書いてあるみたい。少し方位がずれているけどそれぞれ大島・南畑を表しているんじゃないかな？」

そして、そこを右に折れ、少し上ると右手に石のお堂が出現。「お堂には向かって右側に『嘉永7年1月吉日』、左側には作った宮大工の名前が記されているね。きっとこの頃の人たちも平和な世の中を願ったんだろうね！」

　

最後に尾根伝いに歩くこと約10分

尾根伝いの道は細く両サイドが谷になっているので、はやる気持ちを抑えながら慎重に歩みを進めます。木々の合間から「わあ、学校が見える！！」「ほんとだ！」「ヨシッ、頂上まであと少し！」

　

登頂成功！！

登山口から1時間と少しかけて、ようやく頂上に辿り着きました。「やったあ！！これが頂上かあ！」「この三角点がその印だね！」「学校のプレートをどこに飾ろう？」「あの木の枝にかけるのがいいかなあ？」無事先生たち皆の思いを込めたプレートを山頂に届けることができました。

どんな思いかって？

それはもちろん、「これからも皆さんにとって輝く素敵な「未来」が待っていますように！それに向かい、2学期も「みらい」の時間をはじめ、たくさんの学習、行事や学校生活で、先生たち皆で、口吉川っ子一人一人をしっかり応援していくからね！安心してね！また一緒に学べるのを待ってるよ！！」という思いですよ！

　

　

いよいよ下山。帰りも慎重に！！

下りですが、滑りやすいのでより慎重に下りていきました。帰りは1時間かからずに登山口まで無事下山しました。「汗もびっしょりかいたけど、早朝登山って気持ちよかったね！」「口吉川にこんなに高い山があったんだね。約228mというけど、いざ登ってみるととっても高い山だったね！！」

　

皆の思いを山頂に届けられてよかったです。2学期がワクワクドキドキ！！また皆さんの笑顔にいっぱい出会えることがとっても楽しみになってきました！

★あわせて、これで、この夏の「校長先生放浪記」も最終回となります。地域の皆様、保護者様はじめたくさんの方に支えていただき本当にありがとうございました。おかげさまで、10回(スペシャルも入れると11回）全てがかけがえのない旅となりました。2学期にはその時のエピソードをいっぱい子どもたちに伝えていこうと思います。それにもまして、子どもたちから、自身のこの夏のたくさんのチャレンジ話が聞けることが何より楽しみです！！