いよいよ8月、夏休みも10日が過ぎました。8月4日(金)夕方、放浪の旅に出ました。今日は蓮花寺をめざしました。行きは、前回保木・東・馬場・東中・西中を歩いた道より、1つ県道よりの道を主に通りました。同じようなコースですが今回歩きながら、この辺りが河岸段丘であることが、道や田畑、家々の様子からあらためて感じとることができました。また、途中道がわからなかった時は畑に水やりをしていた方々に尋ねると、公会堂をポイントに丁寧に教えてくださり、いつもながら地域の方々の温かさにも触れることができました。おかげで、蓮花寺に無事辿り着くことができました。蓮花寺では、敷地内を散策する中で、大化元年(645年)から続く歴史の重みを感じながら、2月に行われる鬼踊りの儀式とはどんなものだろうかと想像したり、県指定文化財の銅鐘をじっくり拝見したりすることができました。帰りの下りは行きと違う道を通りました。下りの山の中で池の傍を通る時などは、アブラゼミ「ジリジリジリ」・ミンミンゼミ「ミーンミンミン」・ヒグラシ「カナカナ」といったセミの鳴き声や、ウグイスは春から夏にかけて鳴くのでは?と思いながらも「ホーホケキョ」、ハトが「ポッポー」、ウシガエルが「ヴォーヴォー」と幾重にも鳴き声が重なり合って素敵なハーモニーを奏でてくれました。他に聞こえる音は我が足音のみという、なんとも贅沢な時間でした。そしてそこを抜けると、あれ?なんと7月28日に訪れた衣笠神社の前の道につながっているではありませんか!やっぱり道はつながっているんだなとあらためて感動するとともに、視界が開けたとたん、2学期になれば子どもたちと住んでいる地域の話がいっぱいできるなあと今からワクワクしてきました。また、同じ道を通っていても進む方向や通る時刻が変わると、景色や見え方、感じ方が全く違うなあということも歩いてあらためて気づきました。そのように物事を捉えていくことは、学校が日々子どもたちや保護者様、地域の方々と接する際にもとても大切な視点だと考えます。このように今日もいろいろな発見や考えることができた素敵な旅となりました。

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