いちご守り隊♪結成!(4月19日)

昨年度の年長さんと一緒に植えた大切ないちごが、遂に実り始めました。

いちごに傷がつかないようにと気が付いて、工夫しています。

そんなある日のこと・・

大変なことが!

ようやく赤くなりかけた小さないちごに大きな穴が!

「大きな穴だね!」

「カラスが食べたのかな!?」

どうしよう・・

話し合いをして考えました。

たくさん考えていると、昨年度の年長さんがしていたことを思い出しました。

「なんか網をかぶせたらどうかな!?」と、思いついたのです。

そして、「どんな網がいいかな・・」と、あたりを見ましていると・・・

シンピジュームのお花の包み紙を見つけたのです!

お花を彩っていた包み紙の再利用ができて、きっとお花も喜んでいます。

網目の細かさが、いちごにぴったりです!

更に、カラスの嫌がるようなキラキラと光る素材まで織り込まれていて、最高の素材であることに目をつけた子ども達です。

いちごの大きさに合うように小さく切っています。

 

小雨が降りだしましたが、大事ないちごを守るために、傘をさしながら、いちごの網をつけていきます。

「うん?」と、何か気づいた様子・・

でも、風が、こうやって「ビューン」と、ふくと・・

「網が飛んで行っちゃうよ!」

そこでまた考えて・・

「上からヒモをかけたらどうかな!?」

「カラスの嫌いなキラキラテープで!」

 

「これでいいかな?」

雨なので、先生も一緒に手伝いながら、ヒモをかけていきます。

「うんうん、そんな感じ!」

「このテープの先は、どうしようか・・」と先生が聞くと、

「お部屋の壁に、紙を貼る時に使うみたいなやつ(画鋲)で、とめれないかな?」と気づきました。

「土に画鋲みたいに貼りつける時には、こんなの(杭)があるよ」と先生が見せると「それがいい!」と嬉しそうな笑顔です。

そして、土の中に杭を打ち込んでいると・・

「わっ!」

「ここ、だんごむしのおうちじゃない!?」

「かわいい!」

いちごが大好きなだんごむしの家族にも出会えました♪

そして、だんごむしのおうちとは違うところを見つけて、みんなで杭をうちました。

 

「これできっと大丈夫!」

自分たちでたくさん考えて、大好きないちごを守ります。

頼もしい〝いちご守り隊”の結成です♪