今日の給食は、「ご飯・牛乳・さばの塩焼き・白菜のゆずあえ・かぼちゃのみそ汁」でした。

<市内産>人参、白菜、青ねぎ

 今日は、冬至です。それに合わせて、給食も「冬至献立」としました。

【ちょこっと食育】 冬至にまるわる食べ物

 「ゆず」

 冬至は、一年で一番夜が長い日です。この日は、ゆず湯に入って健康を願う行事があります。

 冬至にゆず湯に入るのは、「冬至」「湯治」とかけ、ゆずで「融通よくいきましょう」という

意味があったそうです。ゆずの皮やしぼり汁は料理の香りづけによく使われますが、そのまま食べても

おいしいみかんの仲間の果物です。ビタミンCやクエン酸がたっぷりで、風邪の予防や疲労回復にも

役立ちます。

「かぼちゃ」

 冬至にかぼちゃを食べると、「風邪をひかない」「しもやけを防ぐ」「脳卒中にならない」

言われてきました。また、魔(病気)よけになるとも言われます。

 夏に収穫されるかぼちゃですが、分厚い皮をもち、腐りにくく乾燥にも強いので長期間、保存できます。

保存中に水分が減って味が濃くなり、でんぷんが分解されて糖分となって甘さが増すので、収穫したてより、

保存してから食べたほうがおいしいと言われています。

 ただ、「冬至かぼちゃに年取らせるな」ということわざがあるように、長い冬を越すと、成分が変化して

栄養も味も変化するため、食べごろである冬至までに食べ切り、本格的な寒さに備えたいですね。

 「冬至かぼちゃに年取らせるな」

保存が利くかぼちゃは野菜の少ない冬は貴重だが、取っておくのも大みそかまでにしておこうという意味