今日の給食は、「麦ご飯・牛乳・チキンカレー・ビーフンサラダ」でした。

<市内産野菜>じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ

 今日のようなサラダやあえものは、調理後、中学校の配膳室に設置してある冷蔵庫で保管しています。

サラダを取りに来た生徒は、バットを持った途端に「冷たっ!」と驚きながら教室へ運んでいきました。

 学校給食では、衛生の観点から「料理の適温管理」が求められるのはもちろんですが、それだけでなく、

「その料理に適した温度で、おいしく給食を食べてほしい。」という調理員さん達の思いもこもっています。

生徒も先生方も、その思いをしっかり感じてくれた様子で、サラダもカレーも完食でした!

 

【ちょこっと食育】

 今月の保健通信にも、「食中毒の予防は・・・」という記事がのっていました。

給食で実施していることも含めて、改めて食中毒予防ための3つのポイントを紹介します。

(1)つけない・・・調理・食事の前は手を洗う。

        生の肉や魚、卵などを触った時は、特に念入りに洗いましょう。

        まな板・包丁は肉用と野菜用に使い分けましょう。

        給食では、食中毒予防対策を兼ねて、肉や魚を調理場で切ることはありません。

        あらかじめ必要な大きさに切ってあるものを納品してもらいます。

        肉や魚を触る時は、手袋・専用のエプロンを使用します。

(2)増やさない・・・食べ物・飲み物を室温で放置しない。

         生温かい温度(35℃前後)は、細菌が増えやすい危険な温度です。

         保存する時は、小分けにして温度を素早く下げましょう。

         給食では、調理後2時間以内に食べられるように逆算して、調理開始時間を設定しています。

         また、細菌は温かくて汚れていて、食べ物の栄養があるところが大好きなので、使用後の

         調理器具や食器などは、すばやく洗い乾燥させましょう。

(3)やっつける・・・食材はよく加熱する。

         生で食べるもの以外は、十分に火を通してから食べましょう。

         特に、肉の生焼けには注意が必要です。BBQなどをする場合、生の肉に触れたお箸で

         焼きあがった肉や生の野菜サラダなどを取らないように気をつけましょう。

         火が通りにくいものは、中まできちんと火が通ったか、確認しましょう。

         給食では、原則すべての食品を加熱します。調理後、中心温度が75℃で1分以上、

         ノロウィルス汚染の恐れがあるものは85~90℃で90秒以上を確認しないと、

         料理ができあがったという判断はしません。