次は3・4・5歳児の劇あそびです。

もも組(3歳児)は「おおかみと7ひきのこやぎ」をしました。

ピアノに合わせて入ってくる時から、やる気満々の子どもたち。

おおかみに飲み込まれたこやぎたちが、お母さんや兄弟に助けられて

順番にお腹から出てくるところが元気いっぱいでとってもかわいかったです♪

お腹に石を詰められてゆっくり歩くおおかみや、子どもたちを

一生けんめい助けるお母さん。

お話の世界を伸び伸びと楽しむ3歳児さんのありのままの姿がステキでした。

 トントン、お母さんですよ

 めろん組(3歳児)は「3びきのこぶた」です。

同じ「3びきのこぶた」のお話で遊んだみかん組(2歳児)の友だちにおうちの作り方を見せてあげるなど、

交流も楽しみながらあそんできました。

えんとつから入ってくるおおかみをやっつけようと、大急ぎで鍋に湯を沸かすところが大好きで、

鍋を運んでくる役割をいつも忘れない子どもたち♪

12月の音楽あそびの時はおうちの人の前でドキドキが止まらなかった子も、役になってあそんだり、

最後の歌をうたうことを楽しんだりと、成長を感じました。

 おおかみだぞ! みんなでうたおう♪

 

 ひまわり組(4歳児)は「こびとといもむし」です。

虫好きのひまわり組が大好きになった絵本「こびとといもむし」。

みんなが虫になったりこびとになったりしながら、想像力をはたらかせてあそんできました。

うさぎがおもちをつくところは、クッキングで白玉を作ったことを思い出してコロコロ丸めたり、

自分の耳たぶの硬さと比べたりと、これまでの経験が生きています。

こびとに選んでもらえる虫になりたいという思いから、ちょうちょのきれいな羽を表現したり、かぶとむしの

強い角を表現したりと、自分で考えられるところはさすが4歳児さんです。

みんなで助け合う気持ちを大切にあそんできたことで、優しい雰囲気いっぱいの劇あそびに

なりました。

 おもちをぺったん! いもむしさん、おもちをあげるよ ぼくの背中に乗って! 

 ゆり組(4歳児)は「ぺんぎんのぺんぼうや」です。

今年の冬は冷え込む日が多く、雪が溶けた後に保育室の前の地面がカチコチに凍ったり、厚い氷が毎日のようにできたり

したので、ペンギンの住む氷の世界を思い描きながら、思いきりあそぶ体験をすることができました。

卵から生まれたぺんぎんの赤ちゃんが、一人前になるために色んな練習をする中で、子どもたちが大好きになったのが

氷すべりです。

遊戯室の床をお腹でスイーっと滑るのがとっても上手で、年下のクラスの子どもたちも楽しそうな姿に目を輝かせて

見ていました。当日はおうちの人の前でも元気いっぱい氷すべりを楽しみました。

 卵をあたためよう 氷すべり、いくぞー!  アザラシがきた!

 最後はあじさい組(5歳児)の「みつばちマーヤの冒険」です。

みつばちのマーヤがたくさんの虫たちに出会って、優しさにふれたり厳しさを知ったりする大冒険!。

色々な場面であそんできたことをつなぎ合わせて、長い劇あそびにしていく中で、自分の役が決まり、自信をもって表現することができるように

なっていきました。

道具の出し入れも舞台へ出るタイミングも、全てみんなで相談しながら劇を作っていく姿はさすが年長児です。

友だちと力を合わせて成功させようとする姿を、おうちの方もあたたかいまなざしで見守ってくださっていました。

あじさい組の子どもたちが小さい時から知っている保育者も、その成長に感動でした!!

 かぶとむしのお通りだ! ムカデがマーヤに大事なお知らせをしました みんな集まれ!命令だ!

 

 どの学年の子どもたちもお話の世界を思いきり楽しみ、満足感を味わえたことを嬉しく思います。

お忙しい中、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。