3月16日水曜日、朝は少し肌寒く感じたものの、時間の経過とともに春の日差しが心地よく感じられる、この時季らしい好天となりました。
3年生が本校で過ごす最後の一日、本校64回卒業証書授与式を挙行いたしました。

登校予定時間よりもかなり早く何人かの3年生が登校してきました。聞くと、毎日自転車で通っていた道のりを、この日は徒歩でやってきたとのこと…。下校は保護者の方と、というのがその理由でしょうが、これまでの3年間、毎日通った通学路も、自転車ではなく歩くことで見えた景色もあったのではないでしょうか。

  
登校後、いつもどおりの健康観察を行います。いつもと違うのは、この日が卒業式だということ…。
掲示板などには前日に在校生が飾りつけをしてくれています。
  
教室に入ると黒板にも…。黒板右には全員で作ったカウントダウンカレンダー。       卒業式まで あと 0
         「今日という日は、残りの人生の最初の日である」
この日のカレンダーに書かれたメッセージです。
 
背面黒板には担任の先生から…「JUST DO IT!」 すっかり3年生の合言葉になりました。
  

                第64回 卒業証書授与式

午前10時、いよいよ卒業証書授与式の開式です。
担任の先生を先頭に卒業生が入場します。自らの3年間の歩みをかみしめるよう一歩一歩着実に進みました。

  
  
       担任の先生の呼名に応えた立派な返事をし、卒業生39名卒業証書が手渡されました。
  
卒業生代表「答辞」 コロナによる様々な制約がありながらも、できうる対策を施し、工夫を重ね実施した学校行事の思い出、ともに汗を流した部活動、3年間で築き上げたクラスの絆、支えてくれた人たちへの感謝の気持ち…。きっと保護者の皆さまへも届いたことでしょう。
 
卒業生の歌「旅立ちの日に」♪ 互いに距離を取りながらマスクを着用しての合唱ではありましたが、3年生の最後を飾るにふさわしい、心に残る歌声を聴かせてくれました。

  
  


式の終了後、教室に戻り最後の学級活動

  
もちろん最後は記念撮影! みんないい笑顔です。


  
  
  
  
  
  
  
  
                                       春風にたなびく国旗・市旗・校旗も
                                     卒業生の旅立ちを応援しているようでした。

『私たちに「成長」見守る喜びを与えてくれた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。
人生は「学び」と「挑戦」と「成長」の連続。新たな生活の中でも、今以上に「学び」、新たなことに「挑戦」し、自らを一層「成長」させてください。
順境にあっても侮らず、逆境にあっても焦らず、「虚心坦懐」、常に素直な心で前を向き、着実にその歩みを進めてください。
みなさんの未来に幸多きことをお祈りいたします。』      (式辞より)

           吉川中学校第64回卒業生の皆さん ご卒業おめでとうございます。