全校総合学習 竹灯籠づくり

12月23日(木)5・6校時、流通科学大学から又吉先生においでいただき、災害ボランティアの講話をしていただきました。

講話の後には、震災の追悼行事で使用する竹灯籠づくりをご指導していただきました。

<講話の様子>

  

  

◎災害ボランティアで体験された被災地のようすや、被災地で必要な取組、被災者への寄り添い方など、現場に臨まなければわからない様々な事を教えていただきました。

<竹灯籠づくりの様子>

  

◎生徒一人一人が、それぞれの思いを込めた文字を竹灯籠に書きました。

<生徒の感想>※抜粋

・自分たちのできる事はわずかな事しかないかもしれないけど、それをして被災者の方々を助けられるという事を知り、自分から率先して協力していきたいと思います。

・私は、地震の恐ろしさをあらためて知りました。竹灯籠づくりは、震災を忘れてはいけない想いで作りました。この想いは大切だと思いました。

・みんなで竹灯籠に文字を書きました。みんなでどんな事を書くか相談したり、協力して竹灯籠をつくることができてよかったです。

・初めて竹灯籠づくりをしました。竹にみんなの願いが込められていてすごく良い気持ちになりました。

・たくさんの中学生の人達が、ボランティアとして募金や呼びかけなどをしているのはすごいことだと思いました。私もボランティアの一員としてたくさんの人の役にたちたいと思いました。

・災害で被災した人たちがとても悲しそうにしていたのが心に残りました。この竹灯籠で震災などの犠牲になられた方々を追悼したいです。

・災害は一瞬でたくさんのものや人を奪ってしまいます。日ごろから対策をして少しでも被害を少なくしたいです。

・私は「協力」という言葉に、みんなで1日でも早く元気になってもらうという思い込めて書きました。私もボランティアに参加していこうと思いました。

・私は自分の思いを込めて、「自由」と「ふれあい」という字を書きました。みんなの心や暮らしに平和がひろがってほしいです。

・つらくても大震災の恐ろしさを人々に伝え広めてくださる人がいたりと、大震災をその時だけのものにしないようにされているという事に感動しました。

・ボランティア活動の映像を見て、一人一人みんなが協力し合うことで被害にあった街を直すことができるので、みんなで力を合わせて協力することの大切さをあらためて感じました。

・今日のお話を聞いて、自分が思っていた以上に被災された人たちに大きな傷を残していることがわかりました。そんな中、今の自分たちには何ができるかを考えボランティアに取り組んだ、当時の私たちと同学年の人たちはすごいと思いました。

・竹灯籠に”皆で(みんなで)”と書きました。みんなで今を全力で生きる。それが私たちにとってすごく大切なことだと竹灯籠づくりをとおして思いました。

・竹灯籠づくりでは「咲」という字を心を込めて書きました。そして花の絵を描きました。その下には「笑顔の花を咲かせよう」と書きました。

・震災の写真や映像を見て、それぞれがすごく大変で自分のことで精いっぱいなはずなのに、同じ避難所の人たちで助け合って生きている姿を見て、自分だったらどうなってしまうだろうと考えさせられました。

・私は、今日のお話で知ったことや、感じた気持ちをこれからも忘れずに、ずっと忘れないようにしたいと思いました。竹に文字を書いて、願いをこめて竹灯籠をつくることができてよかったです。

◎素晴らしい経験ができましたね。みなさんの心の中で思いやりや優しさが大きく、温かくなっていく様子が伝わってきました。

 今日感じたこと、自分の中で新しく気づいたことを大切にしましょう。きっと誰かを幸せにすることに繋がっていくことと思います。

 竹灯籠をつくり終わった後のみんなの穏やかな笑顔に成長を感じました。一生懸命な姿にいつも感謝します。ありがとう。