避難訓練

 1月17日、阪神淡路大震災が起こった日に、毎年地震を想定した避難訓練を行っています。

避難訓練

 地震が起きたことを知らせるアナウンスが流れたら、窓から離れ、机の下に入って頭を守ります。

避難訓練

 約1分後、地震がおさまりました。運動場に避難するよう職員室から指示を出します。

避難訓練

 地震で建物が倒壊し、通れない場所があるかもしれません。迂回して安全なルートを探します。

避難訓練

 『お・は・し・も』を守って避難します。

避難訓練

 逃げ遅れた子がいないか人数を確認します。

校長先生のお話

避難訓練

 「皆さん静かに避難ができて素晴らしかったです。29年前の今日、阪神淡路大震災が起こりました。兵庫県に住む私たちが忘れてはいけない日です。この震災でたくさんの人の命が失われました。あれから29年が経って、震災を経験していない人が増えてきました。町も復興し、多くの人は元の生活を取り戻しています。しかし、失われた命、失われた思い出は決して元に戻らないことを忘れてはいけません。また悪いことだけでなく、絆や助け合いの大切さなどの良い教訓も、忘れずに引き継いでいきたいですね。能登半島地震で被災された方々は、今も避難所で暮らしていたり、自宅でもライフラインが戻らず不便な思いをされていたりと、辛い日々を送っておられます。地震は1分足らずでおさまりますが、元の生活を取り戻すにはとても長い時間がかかります。地震に対する対策として、3つの言葉があります。自助・共助・公助です。そして、一番大事なのは自分や家族の命を守る行動をする、自助です。今日は、学校でも、お家でも、災害に対してどうしたら自分の命を自分で守ることができるのか、しっかり考えてください。また、食料や水などは備蓄しているのか、避難する場所はどこにするのかなど、日ごろの備えについても考える日にしてください。」

黙祷

避難訓練

 阪神淡路大震災で被災された方々、そして、能登半島地震で被災されて今も眠れない夜を過ごしていらっしゃるであろう方々に、哀悼の意を込めて黙祷をしました。