5年生で研究授業を行いました
2/12 5年生で研究授業を行いました
教員は子どもたちの学力向上をめざし、授業力を高めようと、日々、研究と修養に励んでいます。
研修の成果を発揮するのは、もちろん実際の授業です。
2/12は本校の全体研修会とし、研修の成果を確認するため、5年生で研究授業を行いました。
研究授業の様子を紹介します。
研究授業の教科は、特別の教科 道徳 です。
「町の石ひ」という題材を使って、考えを深めていきました。
今日は、みんなが幸せに生きていくためにというテーマで考えていきます。
まずは、資料をしっかり読みました。
「町の石ひ」は、被差別部落で苦しい生活をする人々が荒れた土地を耕し田をひらき、自らの生活を自分たちの手で良くしていこうとしたお話です。
平右衛門という1人の若者がどんな思いで工事を始めたのかを考えました。
平右衛門はいくつもの困難な場面に遭遇しながらも、何度も開墾へと向かいます。
困難な状況でもあきらめなかったのはなぜか、さらに考えを深めていきました。
また、石碑の前に立った登場人物「ぼく」がどんなことを考えていたかについても考えました。
最後に学習の振り返りとして、みんなが幸せに生きていくためにはどんなことが大切かを考えました。
この日の放課後、授業を参観した教員たちで事後研修会を行いました。
ねらいに迫る授業になっていたか、人権問題を考える授業になっていたかなど意見を出し合いました。
また、講師としてお招きしていた三木市教育委員会指導主事の方に指導助言をいただき、人権に関することをたくさん学びました。
研究の成果と課題を今後に活かし、次に繋げていきます!
講師を務めてくださった先生、お世話になりました。ありがとうございました。