見方・考え方を働かせ、「話す・書く・聞く」ことができる子に
2年 三角形と四角形
10月19日(木)全体授業研究会を持ちました。今回も、兵庫教育大学教授の加藤久恵先生にお越しいただきました。
夏休みに全職員で事前研修を行った授業研究です。
(1)「三角形でも四角形でもない図形について考えることが、図形の見方の幅を広げ、それぞれの図形の性質を理解することに有効であったか」
(2)「ICTを利用することで、児童みんな学習活動に参加できたか」
という視点で、みんなで考えました。
みんなでめあてを確認し、仲間分けをしました。自分のタブレットを上手に使って、ドラッグしています。
次は、自分の考えと友だちの考えを話し合います。
先生たちのアドバイスも受けながら、うまく話し合いができていました。
全体での交流です。
自分なりの言葉を使って、うまく説明していました。が、そこで、先生から「辺」「頂点」という言葉を教えてもらいました。
授業の最後には、本校が大事にしている 書く力をつける
分かったことを自分の言葉でしっかりまとめる(今日のキーワードは、『辺』『頂点』)ことで、本時の振り返りをしました。
授業事後研究会
授業後は、全員で本時の授業について考えました。
授業者の思いを聞き、課題設定の工夫の良さ、子どもたちが意欲的に思考していたところなど良かった点や、どうすれば深まったかなど改善点についてもグループに分かれてしっかり時間をとり、その後全体で考え等を討議しました。
めあてとの出会わせ方・「へん」「頂点」に言い換えられる「先っぽ」「ぐにゃぐにゃ」などの板書・机の配置など活発に意見が出ていました。
指導助言として、1 個人差を生かし、それぞれの児童の学び(特に読む・書く)を育てる。
2 主体性が持続しにくいので、問いの変化を共有させる、学びをそろえる。
めあてを複数に(例えば、サブのめあてを吹き出しに書く)想定する、ストーリーを大切にする。
3 出された意見の共通性・相違点をもとに、価値(見方・考え方・学び方)を見出す、価値づける。
等の、お話を教えていただきました。
また、本質的な操作活動を取り入れることも教わりました。
タングラムもトライさせてもらいました。
子どもたちもでしたが、「頂点」に目が向いていましたが、「辺」を意識できました。
次回は、11月。3年生の授業です。とても楽しみになりました。