3学期生活発表会(2)
劇遊び後半
(写真は2回めの発表会、練習時のものもあります。)
閲兵式を楽しんでいたルルは、皇帝ペンギンたちの中に子どもやお年寄りがいることに気付きました。
倒れても無理やり歩かされる様子を見て、「ケオー!とまれ!」と止めました。
止められて怒った王様は、ルルを牢屋に入れてしまいました。
トトじいさんや、他の皇帝ペンギンたちがルルを逃がしてくれました。
王様に見つからずに絶対逃がしてあげたいと、小声で話すトトじいさんの気持ちが伝わってきました。
ガイくんとキキに会えて、背中に飛び乗るルル、よかったね!
クジラ丸の出発をこっそり見送る皇帝ペンギンたちになるのが、お気に入り♪
今までは舞台の見えるところに出てきていましたが、本番では幕の隙間から見送っていました。
そして、トトじいさんも一緒に無事にペンギンの島へと帰ることができました。
それからしばらくたって、ルルとキキは成長し、お父さんそっくりの体になっていました。
ペンギン学校でいろいろなことを教えてもらっています。
水潜りをしたり、岸歩きをしたり、氷滑りをしたり…
トウゾクカモメの大群が近づいていることを知ったルルは、急いでみんなに知らせようとします。
子どもたちやルルを逃がそうと、最後まで子どもたちを守った先生は大けがを負いました。
この場面は、みんなでアイデアを出し合って、何度も何度も動いて遊んで作り上げた場面です。
子どもたちのお気に入りの場面は、迫力がありました。
そして、人間さんとの別れがきます。
大好きな」セイさんはルルの足に腕時計の鎖を巻いてくれました。
「友だちの印だよ!絶対またみつけるからね」子どもたちから自然に出てきたこのセリフ。
お互いを大好きな気持ちが表れています。
一緒に人間の国へと言ってしまうトトじいさん。
さようなら人間さん…さようならトトじいさん…。
いつまでも悲しく見送っていたペンギンたちでした。
そして、ケガをしたあの先生が戻ってきました。
ルルはあの時に言えなかった「ごめんなさい」を言うことができました。
そして、冬の間、過ごせる島まで旅立つ日がやってきました。
みんなで本当の大冒険に出発です!
一人一人、決意とともに海に飛び込んで行く姿はキラキラしていました。
勇気をもって羽ばたこう♪『キラリキラリ』を最後に歌いました。
全てを終えて、お客様やお父さんお母さんにご挨拶をしながら退場しました。
ホッとした、それでいて自信に溢れた笑顔の子どもたちでした。
保育室に戻って、みんなで「大大大大大成功!」のジャンプ♪
欠席の友だちの分も、ドキドキしている友だちの分も、自分のできる精一杯で助け合い、支え合い、
みんなで力を合わせている姿に胸が熱くなりました。
子どもたちの力って、本当にすごい!みんなステキだったよ!
ご褒美のジュースで乾杯しました。
お父さん、お母さんから『ギュ~抱っこ』の褒め褒めタイム♪
頑張ったことを一番大好きなお父さんやお母さんに褒めてもらえると、子どもたちの心に『グン!』と自信が芽生えます。
そして、抱きしめてもらった温かさは、心の栄養となって子どもたちの中にしっかりと残っていきます。
子どもたちに喜びの笑顔が溢れていました。
温かく見守ってくださる中で、生活発表会ができたことに感謝でいっぱいです。
お客さま、保護者の皆さま、子どもたちの『南極の世界』を一緒に楽しんでくださり、感じてくださり、本当にありがとうございました。