3学期生活発表会
『ながいながいペンギンの話』の劇をしました!
いよいよ幼稚園生活最後の生活発表会です。
張り切って登園してくる子どもたち。
子どもたちの第一声は「休んでる子いない?」でした。
みんなでできることを楽しみにしてきたことがよくわかります。
でも残念ながら、昨日から体調を崩していた友だちが今日も欠席だとわかると、
がっかりしつつも「相談しよう」と気持ちを切り替えていました。
友だちから、「行けないけど頑張ってね」という手紙が届いていたので
「○○君のパワーも一緒に!」と12人全員で頑張るぞ!という気持ちになりました。
そして、抜けた役の確認や交代の相談をし、
自分たちの楽しんでつくってきた『南極の世界』を観てくださる方々に届けようと準備しました。
子どもたちのナレーションでスタートです。
卵を2つ大事に育てているお父さんペンギン。どんなに雪嵐に吹かれてもじっと動かずに温め続けています。
かわいい双子のペンギン、ルルとキキが生まれました。
お父さん、お母さんは大切に育てています。
場面が変わると、道具の出し入れも頑張っています。今日はいつもより一段と素早くかっこいいよ!
1人で出かけてしまったルルがトウオクカモメに狙われています。
なんとか逃げられたルルはおばあさんペンギンや人間のセイさんに会いました。
そして、セイさんと一緒に船へとは運ばれて行ったのです。
ルルを探すお父さんお母さん、仲間のペンギンたち。
手がかりを見つけたようです。
人間の船へとルルを取り返しに行きます。作戦は見つからないように潜って進むこと!
大好きなセイさんに友だちの印の毛糸を足に結んでもらって、ルルは無事に帰ってくることができました。
夏、少し大きくなったルルとキキ。氷跳びで遊ぶようになりました。
「こっちおいで」「こうやって跳ぶんだよ!」ルルとキキに思いを寄せた素直な表現がかわいい2人です。
オキアミを初めて自分たちでとって食べました。美味しいね!
沖へと流されてしまった2人を助けてくれたのは、クジラの子のガイ君でした。
愉快で優しいガイくんは子どもたちのお気に入り♪今日のガイくんも元気いっぱいです。
自分のことは顧みずにシャチからガイとキキを守ったルルの勇気に共感し、いつも子どもたちの心は熱くなりました。
そんな思いや表現が保護者の皆さま、お客さまに届いているようで、嬉しかったです。
シャチを倒したお礼に、皇帝ペンギンの島で閲兵式をみることになったルル。
閲兵式は、どうすればかっこよく見えるか、でも頑張って歩いているけど、楽しいわけではなく本当は大変なことなんだと伝わるか、
何度もみんなで考えたり、試したりしながらつくった場面です。
みんなのお気に入りの場面になりました。
小さなルルも、面白いな~と見上げています。今日も閲兵式は大成功!
(2)に続く…。