昨年度6月、幼稚園の園庭に鳥の巣が落ちていたことがありました。

最初に見つけたのは、年少さん(今の年長さん)でした!

とっても軽くてふわふわ!これは一体、どんな鳥さんのお家なんだろう?

先生に鳥の巣の絵本を出してもらって見たら、

それぞれの鳥の巣の挿絵に巣の大きさが書いてありました。

「そう言えば、年長さん、なんか大きさを計るようなやつ、持ってたなあ・・・」

と先生が助け舟を出すと、年少さんはすぐにピン!ときました。

「あ!はかりんぼうや!」

   

そして、年長さんに巣の大きさを計ってもらったのでした。

 

あれからちょうど1年。。。

あの時の年少さんが年長になり、三樹っ子畑に来ていた時のことです。

一人の年長さんが「みかん食べたい!」とみかんの木を見上げたら・・・

   

何と、鳥の巣が目に飛び込んできたのです!

「わ!鳥の巣や!」「ひまわり組の時に見つけたメジロの巣とちゃうか?」

すみれ組さんたちは大騒ぎになりました!

   

3月にも落ちていたメジロの巣と見比べましたが、高くてよく分かりません。

   

近くにあったゲームボックスに乗って見てみましたが、まだ届きません。

この時、子どもたちは閃きました!!

「先生、もっと高いはしごみたいなんがいる!」

「去年見た、鳥の巣の絵本も!」

そして、

「去年のすみれさんが使っとった『はかりんぼう』を使いたい!!」

「去年、鳥の巣を見つけた時に、年長さん計ってくれたよな!」

子どもたちは、去年年長さんにしてもらったことをちゃんと覚えていたのですね(^^)

鳥の巣の絵本を見つけ、

先生からはかりんぼうをもらって、

   

はしごに登って、必死に手を伸ばして鳥の巣の高さと幅を計りました!

先生と一緒に年長さんたちの測定結果と照らし合わせて、

どうやら、ヒヨドリかモズの巣らしいということが分かりました!

(ちなみに、今は誰も住んでいないようです)

 

この鳥の巣大発見を通して、

先生たちが思っていた、三樹っ子アイテムの登場時期を覆した

子どもたちの行動力と意欲に脱帽です!!!

それにしても、早めにはかりんぼうの用意をしていて良かったと

胸をなでおろした先生たちでした(^^;)