ぬいもの体験 1.19
国・数Aの時間に家庭科室で学習している子がいます。
一人はミシンを使ってぞうきんをぬっています。
もう一人は、針と糸でキャラクターをつくっています。
どちらも真剣に楽しく活動しています。
彼女たちの活動を見ていて感じたことです。
ミシンや針と糸を使うのは、それらが使えるようになることだけが目的ではない。
ミシンや針、糸を使うことで、彼女たちは成功や失敗を体験します。
成功や失敗の中から、成功した時の充実感を得ます。
充実感は、また次の新しい体験への意欲になります。
これを繰り返して、彼女たちの世界の広がりや自信につながっていきます。
ちょっとした冒険から、ちょっとした成功体験を得て、
ちょっと世界が広がったら、将来がちょっと楽しくなる。
そんなことを期待しながら、学習内容を考えています。
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