国・数Aの時間に家庭科室で学習している子がいます。

一人はミシンを使ってぞうきんをぬっています。

もう一人は、針と糸でキャラクターをつくっています。

どちらも真剣に楽しく活動しています。

 

彼女たちの活動を見ていて感じたことです。

ミシンや針と糸を使うのは、それらが使えるようになることだけが目的ではない。

ミシンや針、糸を使うことで、彼女たちは成功や失敗を体験します。

成功や失敗の中から、成功した時の充実感を得ます。

充実感は、また次の新しい体験への意欲になります。

これを繰り返して、彼女たちの世界の広がりや自信につながっていきます。

 

ちょっとした冒険から、ちょっとした成功体験を得て、

ちょっと世界が広がったら、将来がちょっと楽しくなる。

そんなことを期待しながら、学習内容を考えています。